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日本ハム・斎藤佑自滅 初登板後に2軍行き、ダブる昨季
日本ハム・斎藤佑樹投手(26)が2日のロッテ戦(QVCマリン)に先発したが、5回途中8安打3失点で降板。3日に出場選手登録を抹消された。
春休み中の野球少年たちが訪れた2日は、快晴で気温15度。試合前には栗山監督が「さわやかだね。斎藤らしく投げてくれたら」と上機嫌でマウンドに送り出した。
その期待通り、3回まではフライの山を築き2安打無失点の好内容。が、春の陽気のような好投はここまで。8-0の4回に4安打を集中され3点を返されると、5回にも連打を浴びて1死二、三塁。堪忍袋の緒が切れた指揮官は、勝利投手の権利を手にする目前の4回1/3で降板を指示。試合も一時は8-8の同点に追いつかれるお寒い展開となった。
斎藤は「ゲームを壊してしまいました。申し訳ない気持ちと悔しさが残ります」と広報を通じてコメント。試合後には「ごめんなさい」と消え入りそうな一言を発して球場を後にした。
3回までの快投から一変した右腕に、何が起こったのか。球団関係者は「4回の攻撃で8点差となり完全に勝ちを意識したようだ。フォームが力みかえって球が上ずっていた。3回までの状態で投げていれば問題もなかったのに…」。
目前に迫った今季初勝利を意識しすぎたあまりの力み。栗山監督は「いい感じにきていたんだけども…。フォームがいつもの感じと違っていた」と怒り心頭の様子。3日には出場選手登録を抹消された。
斎藤は昨季もシーズン初登板後に2軍行きを命じられ、再昇格後の先発登板でも炎上してファームに逆戻り。長らく1軍での登板機会が与えられず、2勝を挙げただけに終わった。今季の幕開けは、昨季たどった“イバラの道”の始まりと、よく似ている。 (片岡将)