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浦和レッズ・槙野智章が誓う魅せて勝つサッカーと「ハリルイズム」の実践

 浦和レッズ・槙野智章が誓う魅せて勝つサッカーと「ハリルイズム」の実践

 

 浦和レッズ・槙野智章選手は、本拠地を赤く染めた上で自らが追い求めるサッカーの実践を目指す

 ただ勝つだけでは許されない。魅力的なサッカーでタイトルを手にする。Jリーグ屈指の名門、浦和レッズに課せられた崇高なテーマ。日本代表に復帰したDF槙野智章はヴァイッド・ハリルホジッチ新監督のイズムを実践しながら、「赤い悪魔」をけん引する。

試合後に声をからしている理由

 90分間を通じて絶えず大声を発しているからか。試合後の選手取材エリアへ姿を現したときには、槙野は声をからしていることが多い。

 中国スーパーリーグで首位を走る強豪、北京国安をホームに迎えた8日のACL(アジアチャンピオンズリーグ)のグループリーグ第4節を終えた直後も、槙野ののどはやや変調をきたしていた。

 試合は1対1で引き分けた。負ければ敗退が決まる崖っぷちで、前半23分に先制を許した。首の皮一枚ながら希望をつないだのは、後半29分に同点となるヘディング弾を決めた槙野だった。

 「自分たちがこの舞台で見せたサッカーについては、正直、手応えをつかんでいます。結果がついてこないことにはもどかしさを感じていますけど、後半に見せたゲーム運びは次につながると思いました」。

 4連敗こそ免れたものの、4チームが出場している日本勢のなかでは唯一、未勝利が続いている。それでも槙野は「僕たちの力はアジアに通用する」とピッチで味方を鼓舞し、あるいは叱咤(しった)し続けた。

 「勝ち点1に終わったのは、僕たちに何かが足りなかったから。それでも、僕たちに下を向く時間などありません。まだまだ成長できると思っているので」。

ハリルジャパンを彷彿とさせた後半のサッカー

 常に明るく前向きで、何事にも積極的に関わっていくキャラクター。発する言葉はメッセージ性が強く、ツイッターなどを通じて自らの考え方や思いをどんどん伝えていく。

 レッズで誰よりも目立つ分だけ、ファンやサポーターから批判されることも少なくない。北京国安戦後のコメントにしても「ひとつも勝てていないのに」と反発を招きかねない。何が槙野を饒舌(じょうぜつ)にさせたのか。

 ミハイロ・ペドロヴィッチ監督のもとで迎える4年目のシーズン。サンフレッチェ広島時代を含めると9年あまりも同監督の薫陶を受けてきた槙野は、後半のサッカーこそが尊敬する指揮官が目指しているものだと力を込めた。

 「運動量で相手を常に上回っていたのでボールが動き、連動して人もよく動いた。ボールタッチ数が非常に少ないなかでボールスピードも上がった。規律、球際の強さ、運動量の多さ、ボールのないところでの動きの質というものは日本でトップクラス、アジアのなかでもトップレベルであることが証明できた」。

 球際で激しくファイトする。少ないタッチ数で素早く縦に攻める――。いずれもヴァイッド・ハリルホジッチ新監督が、新生日本代表にまず求めた要素だった。

新指揮官のダメ出しに共感できた理由

 ハリルホジッチ監督のもとで日本代表復帰を果たし、新体制下での初陣となった3月27日のチュニジア代表戦で約1年半ぶりとなるキャップを獲得した。

 9日間という時間を共有したなかで、槙野の脳裏に強く刻まれている言葉がある。海外組と国内組に分けて、3月25日の夜に実施されたグループ面談。槙野によれば、ハリルホジッチ監督は国内組に対して「ダメ出し」を連発したという。

 「体のサイズを大きくすること。そして球際(の激しさ)。そこは監督も強く言っていた。もっとズル賢くなれとも」。

 槙野はブンデスリーガのケルンでプレーした経験を持つ。1年あまりで8試合にしか出場できなかった苦い思い出を振り返ると、厳しい言葉をポジティブに受け止めることができた。

 「監督は悪いところは悪いとはっきり言ってくれる。僕たちに成長する可能性があるからこそ、現時点でできないこと、伸ばさなくてはいけないことも明確に伝えてくれると思う。皆さんも知っての通り、お話しするのが大好きな監督ですけど、内容は非常にわかりやすいし、メッセージも強い。話術というかプレゼン力がすごいから、言われて『絵』が浮かんでくるんです」。

「想像以上にアグレッシブ」との賛辞

 ザックジャパン時代は左サイドバックで起用されることが多かったが、チュニジア代表戦ではセンターバックとして先発フル出場。吉田麻也(サウサンプトン)とのコンビで、相手を零封した。

 レッズでは3バックの左を主戦場としているが、4バックでも違和感なくプレーできることを証明した90分間。4日後のウズベキスタン代表戦でデビューを果たした昌子源(鹿島アントラーズ)は、ベンチで見ていて驚きを覚えずにはいられなかった。

 「槙野クンのプレーはすごく参考になった。気合もそうですけど、ボールを奪ってからのパスもほとんどミスがなかったので」。

 最も多くパスを預けたのは、前方にいるボランチの長谷部誠(フランクフルト)だった。従来の日本代表はリスクを抑えるあまり、最終ラインにおける横方向のパス交換が多かった。

 しかし、ハリルホジッチ監督は「隙があれば縦へ入れろ」と繰り返し、ボールを持っている相手との間合いも「1m以内に詰めろ」と攻撃的な守備を徹底させた。

 両方の要求にしっかり応えた槙野を、ハリルホジッチ監督は試合後にこんな言葉でねぎらっている。

 「想像以上にアグレッシブでよかったぞ」。

タイトル獲得と魅力的なサッカーの両立へ

 レッズは4試合を終えたJ1で首位に立っている。喫した失点はわずかに1。ホームに松本山雅を迎えた4日の一戦では、相手のストロングポイントである運動量の多さと球際の強さで上回り、縦へ素早く攻め込む形にも果敢にトライした。

 「Jリーグ(のチーム)はボールを支配しているといっても回しているだけだ」。

 ハリルホジッチ監督からこんな指摘も受けた槙野、GK西川周作がイズムをレッズに還元したのだろう。もっとも、3試合連続無失点と堅守を誇る一方で、4試合で5ゴールとスペクタクルなシーンに欠ける試合内容がスタンドのため息を誘うことが少なくない。

 松本戦の観客数は約3万7,000人。レッズの人気ぶりと天候に恵まれた土曜日の昼間という点を考えれば、寂しい数字と言わざるを得ない。だからこそ、ACLのグループGで首位を走る北京国安を相手に主導権を握り続けた後半のプレー内容が槙野を奮い立たせる。

 「Jリーグでも見ていて楽しいサッカーができる。間違いなくお客さんも増えると思います」。

 Jリーグ屈指の名門ゆえにタイトル獲得と魅力的なサッカーの両立を追い求め、新生日本代表にも居場所を築き続ける。取り組むタスクのハードルが高い分だけ、槙野はこれからも試合中に声をからし続ける。

 写真と本文は関係ありません

筆者プロフィール: 藤江直人(ふじえ なおと)日本代表やJリーグなどのサッカーをメインとして、各種スポーツを鋭意取材中のフリーランスのノンフィクションライター。1964年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。スポーツ新聞記者時代は日本リーグ時代からカバーしたサッカーをはじめ、バルセロナ、アトランタの両夏季五輪、米ニューヨーク駐在員としてMLBを中心とするアメリカスポーツを幅広く取材。スポーツ雑誌編集などを経て2007年に独立し、現在に至る。Twitterのアカウントは「@GammoGooGoo」。

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