英語が苦手な私が『ロゼッタストーン』に飽きないワケ (3) スタンプでやる気も倍増! 英語苦手なワタシの『ロゼッタストーン』生活

　

　

　英語学習ソフト『ロゼッタストーン』の最新バージョン「TOTALe(トターレ)」登場で、毎日が劇的に変化したワタシ。ダイエットのように目標を定めて継続して学習に励んだ時期もあったが、人間なので中だるみする時期もあるワケである。たとえば、仕事が忙しかったら「また明日やろう…」、飲み会があれば「明日があるさ…」というように。

　トターレには「トータルで英語学習をサポートする」要素が満載だ。ロゼッタストーン自体も「外国語のトータル・ソリューション」を謳っている。実際に体験してみると、その意味がよく分かる。

　前回も述べたとおり、トレーニングは、従来のコンテンツである「Rosetta Course」。画像を見ながら発音やリスニングを繰り返すことでコミュニケーションに必要な英会話力を養う。復習には、音声CDの「Audio Companion」の他に、携帯用復習アプリケーション「Mobile Companion」が使える。音声認識機能が搭載されているのでスピーキングもしっかりチェックできる。

　実践は、ネイティブのコーチと最大4人でオンラインレッスンが受けられる「Rosetta Studio」。「Rosetta Course」で培った成果を披露し、実践力を養う。そして活用は、「Rosetta World」で。世界中のユーザーとゲームやチャットが楽しめるオンラインコミュニティとなっており、楽しく英語を見につけることができる。挫折しそうになれば、専任サポート「サクセスエージェント」がいて、電話やメールでアドバイスを受けられたり、疑問や不安を解消したりしてくれる―とここまで一気に書いたが、はっきり言ってしまえば「挫折しようがない」状況をトータルで提供してくれているのが、「トターレ」なのである。

　Rosetta Courseの進捗状況に合わせて、オンラインレッスンの予約が受けられる。オンラインレッスンも仕事帰りは休日の空いた時間で受けられるので、自宅にいながら英語教室に通っているような感覚だ。予約を入れるとそれまでに少しでも勉強しておきたいという「やる気」が芽生える。スマートフォンで復習などこなした後、レッスンを実際に受けると、「ほかの人より、もっと英語が話せるようになりたい」という「競争心」がモチベーションとなってますます励みになる。一方、Rosetta Worldで一緒に勉強している人たちと一緒にゲームをプレイすることで「絆」が深まり、「みんなも頑張っているんだからワタシも頑張らなきゃ」という気持ちになる。「全然勉強が進まないなぁ…」と落ち込んだときは、サクセスエージェントに相談をすることで、不安が解消されるーと2月から「トターレ」を開始し、今ココまできた。以前より、会社や飲み会を理由に英語の勉強を休むことがなくなってきたのも、こういった「競争心」「やる気」「絆」といった刺激を、「トターレ」で学ぶごとに受けるからだろう。

　毎日「Rosetta World」などでゲームを楽しみながら、「Rosetta Course」を自分なりのペースで進めている

　もうひとつ、ワタシのやる気を奮起させたのが「スタンプ」という制度。これはロゼッタストーンが受講者にくれる称号のようなもので、たとえば、連続ログインしたらひとつ、オンラインレッスンに積極的に参加するとひとつ……とスタンプをくれるというものだ。自分の獲得したスタンプが表示される他、”コネクション”の獲得したスタンプも表示されるようになる。コネクションとは、Studioで一緒にレッスンを受けたり WorldのDuo,Simbioで一緒にプレイをすると、その後"コネクション"となりチャット・ゲームに誘うこともできるようになるものだ。

　ホーム画面にスタンプは表示される。『ロゼッタストーン』をはじめるたびに刺激を受けるので、英語へのやる気も倍増

　これはぜひ自分の目で確かめてほしいが、見ているだけで「他の人も頑張っているんだ」という刺激を受けるし、自分がスタンプをもらうと「もっと勉強してスタンプを集めたい」とやる気が増す。英語学習ソフトは英会話教室などと比べ、自分の成果を客観的に見られなかったり、実績を感じにくかったりといったデメリットを感じていた人であれば、第三者が評価してくれる仕組みというのはとても面白いと感じてもらえるだろう。

　「英語が話せたら」……という刹那的な願いを、トータル・ソリューションの実現で「英語が話せるかも……」という自信に変えてくれた「トターレ」の登場はまさに画期的。ぜひ自分の目でその効果を確かめてみてほしい。

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