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「夫婦別姓」選択する、しない?海外5カ国の意外な生エピソード

 「夫婦別姓」選択する、しない?海外5カ国の意外な生エピソード

 「夫婦別姓」選択する、しない?海外5カ国の意外な生エピソード

 最近ニュースを賑わせている“夫婦別姓”。海外ではジョージ・クルーニーを射止めたアマル・アラムディンさんが、意外にも“クルーニー”の姓を選択して話題になりましたよね!

 それは、欧米社会ではキャリアがある女性が結婚時に別姓を選択するか、夫の姓・自分の姓を併記するのが一般的なため。

 例えばハーバード大学医学大学院が2013年に行った調査では、アメリカで旧姓を選択する女性は実に約30%と言われています。

 日本では、夫婦の別姓を認めないとする現在の民法の規定が合憲か違憲かについて、このほど最高裁で判断することになり、注目を浴びていますが、選択的夫婦別姓姓度が既に導入されている海外の国で、女性はどんな理由で“姓”を選択するのでしょうか?

 今回は、海外5カ国の現地人に取材の上、夫婦別姓にまつわる興味深いエピソードを集めてみました!

 ■1:アメリカ・ニューヨーク州

 人気ブロガーのジョアンナ・ゴッダードさんが夫婦別姓を選択した理由はこちら。

 「自分の姓“ゴッダード”は自分のアイデンティティの一部。また、30歳で結婚した時、 もうこの名前で私のキャリアが築かれていたから旧姓にした。

 ただ一つの懸念は、将来子どもが産まれたら、両親のどちらかと違う姓になること。だから息子の苗字は両親の姓を併記することに決めた」

 ■2:タイ

 2003年の法改正で、夫婦別姓が選択可能になったばかりのタイ。記事Topの素敵なウェディング写真の二人に取材したところ、こんな意見が。

 「男女平等にと法律が変わっても、セレブ以外の一般市民は結婚により夫の姓を名乗るのがまだ一般的。ただ最近は、将来どちらかが破産した時に責任を負うリスクを避けるなどの理由で事実婚が増えているから、そういったカップルの女性は旧姓のまま」

 「旧姓を選択する女性は、男性がいない家系存続のため、王様から授けられた伝統ある姓とか。タイでは他国と違って似たような姓がほとんどないため、姓に誇りを持つ人が多いんだ」

 「私の友人は王族関係のため旧姓を選択したけど、例外的。夫の姓を名乗るか、夫と自分の姓の併用が一般的ね」

 ■3:カナダ・ケベック州

 なんと、カナダのケベック州では別姓が義務! 

 「カナダで最も男女平等のケベック州では、法律で女性は旧姓を名乗り続けなければいけない。政府にお金を払えば夫の姓を名乗ることもできるけど、申請しないといけない」

 ■ 4:フィリピン

 「旧姓を使用する女性は、次の3つが理由。…

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