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「良いお金の使い方」って?貯蓄ができない人の特徴
年金は当てに出来ない、モノの値段は上がる、相続税はアップするなど、なにかと将来のお金の不安が尽きない環境のもと、家計においては少しでも早くお金が貯まる体質にしておきたいものですね。昨今のこんな状況を背景に、いま一度お金のことについて根本から考え直してみるというのはいかがでしょうか。
今回は貯蓄体質になるための第一歩、“お金の使い方(捉え方)”について考えていきたいと思います。
■“お金を投資に使う”とは?
「お金を投資に使う」と聞いてみなさんは即座に「そんなの心配だわ」と思われたかもしれません。それはきっと“投資”という言葉が耳に残ったのだと思われます。
ですが、ここで言う「お金を投資に使う」とは、何も株式投資を始めなさいとか投資をしないとダメですよということを言っているのではありません。
言い換えれば「お金を有効、有意義に使う」ということです。それは例えば、あることにお金を使うことによって自分が成長できるとか、勉強になるとか、あるいは自分のモチベーションが高まる、気持ちよく仕事に励めるようになる、イライラすることがなくなる、気分が晴れるといったたぐいのことです。
交友範囲が広がり、その結果自分の視野が広がったりすることもそうですね。
このように自分が成長できていることを実感できたり、心が穏やかでいられたり、ワクワクを感じられたりなど、今後それがいい結果に繋がるであろうと思われる使い方ができれば、それはいいお金の使い方ということになります。すなわち、自分自身(自分の将来や心の安定)に投資するということですね。
■見直しをしないのは”損を溜めこんでいる”!
反対にあまり良くないお金の使い方が「お金を無駄に使う」使い方ですね。例えば、少しだけ時間を割いたり、面倒くさい気持ちを切り替えて現在の支出を見直したりすれば、無駄に払っているお金が見つかるかもしれないのに、それをせずに時間だけが過ぎていっている状態です。
支出とは、例えば携帯電話の料金プランだったり、生命保険や医療保険や自動車保険だったりします。
このお金は本当なら残せたかもしれないはずのお金です。ですが、見直しを行わないためにずっと無駄に払い続けてきている状態です。早くに見直しを行い、その後は数年に一度くらいの割合でチェックしておけば本当はその分を貯蓄できていたかもしれません。
これは蔵の中に眠っているお宝と同じですね。
蔵の中にはめったに行きませんし、普段は何かお宝があるかなんて調べようとも思いません。…