中国国家観光局長ら、日本の旅行会社と意見交換

　

　
　　日本を訪問している中国国家観光局の李金早局長ら代表団が１０日、日本の旅行会社の代表者らと意見交換会を行いました。
　　「観光は（日中の）両国の人民にとって相互理解と友好を深めるための重要なルートだと思います」（中国国家観光局 李金早局長）
　
　　太田国交大臣の招きで日中韓３か国の観光大臣会議に参加するため、日本を訪問しているのは、中国国家観光局の李金早局長ら代表団です。李局長らは、急増する中国人観光客を受け入れる日本の旅行会社の代表らと意見交換会を開きました。
　
　　「訪日する中国人観光客が増えるにつれ、さまざまなトラブルが増えていることも重要視すべきです」（中国国家観光局 李金早局長）
　
　　李局長は、中国人観光客によるトラブルが観光地などで増えていることについて、「旅行業界などのみなさんの意見を聞き、状況をよりよく改善するための協力をお願いしたい」と述べました。
　
　　２０１４年に中国から日本を訪れた訪日外国人数は、前年比８３．３％増の２４０万９２００人で、初めて２００万人を突破。中国からの観光客は消費拡大に大きく寄与する一方、観光地などでのマナーの問題も起きています。（10日19:41）