中国ＬＣＣの春秋航空が旭川―上海など日中５路線を就航 桜の時期に合わせ

　中国から日本への観光客増加が報じられる中、中国格安航空会社（ＬＣＣ）の春秋航空は２６日、今年３月から中国と日本を結ぶ５路線の便を新たに就航させると発表した。毎日経済新聞が２７日伝えた。
　報道によると、就航するのは北海道の旭川と上海、また大阪と四川省成都、河南省鄭州、陝西省西安、福建省晋江をそれぞれ結ぶ便。
　円安とビザの発給要件緩和によって訪日中国人客が増える中、桜の時期に合わせて各路線を就航させる。国際原油価格が下落し、燃油特別付加運賃（燃油サーチャージ）が下がったこともあり、中国からの日本旅行はより安く感じられるようになったという。
　今年の春節（旧正月）の７連休中、春秋航空は日本行きの４８便を運航し、延べ１万６９３４人を運んだ。平均搭乗率は９８％だった。
　（編集翻訳　恩田有紀）