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国内メーカーが相次いでWindows Phoneに参入、日本で再起なるか
2月後半、国内メーカーが相次いでWindows Phoneへの参入を表明した。マウスコンピューターがWindows Phoneベースのデバイス開発に着手したことを発表。京セラやfreetelも、3月2日よりスペイン・バルセロナで開催中の「Mobile World Congress 2015」にWindows Phone端末を出展した。国内では2011年に発売された「IS12T」以来となる、Windows Phone発売の可能性が見えてきたといえる。
現在の国内スマートフォン市場は、iPhoneとAndroidが人気を二分している。今回発表された各社の新端末が発売されることで、Windows Phoneが第3の存在として再び頭角を現す可能性はあるのだろうか。
●すでに「寿命」を過ぎたIS12T
2011年8月、KDDIが鳴り物入りで発売したのが「IS12T」だ。当時、世界初のWindows Phone 7.5端末として注目を集めた。その後、Windows Phone 7.8へのアップデートが提供されたものの、2014年10月にはマイクロソフトによるOSのサポートが終了した。
端末としても、KDDIのLTEには非対応で、データ通信は3G(CDMA2000)のみの仕様だ。カバー率が向上したLTEによる高速化の恩恵を受けることができず、スマートフォンとしての寿命はほぼ尽きた状態と考えてよいだろう。
Windows Phone 7.8のサポート終了にあたっては、Windows XPのような一般ユーザーの移行を促すキャンペーンは展開されなかった。日本マイクロソフトは国内でIS12Tを日常的に利用しているユーザーはほとんどいなくなったものと見ており、移行を呼びかけるには至らなかったと判断している。
一方、日本マイクロソフトの社内では、Office 365やLyncを利用するための社内端末として、IS12Tを標準採用している。OSのサポート終了後も特別なセキュリティ対策を施して運用しており、安全性に問題はないと強弁するものの、対外的にはWindows XPやWindows 2003 Serverなどからの速やかな移行を訴えており、大きな矛盾を抱えた状態だ。
●要件緩和によりメーカー参入が増加、SIMフリーも後押しに
気になるのは、IS12Tそのものより、なぜ後継機が出なかったのか、という点だろう。…