日光に高さ21メートルの「台北101」が登場へ 10月を予定／台湾

　

　（台北 13日 中央社）台北市のランドマークタワーである超高層ビル「台北101」は13日、25分の1の大きさのビル模型が、世界の有名建築物を展示するテーマパーク「東武ワールドスクウェア」（栃木県日光市）に10月4日に登場すると発表した。同社は、これにより日台の観光交流の継続的な発展につながればと期待を示した。
　
　この日同所で行われた会見に出席した東武ワールドスクエアの宮原弘社長は、多くの来園者からなぜ台北101の展示が無いのかと尋ねる声が上がっていたと明かし、同社の働きかけと交通部観光局および日本の対台湾窓口機関、交流協会の協力によって今回のコラボレーションが実現したと述べた。同社は、同展示が台湾と日光市のさらなる観光友好促進と地域の活性化につながればとしている。
　
　東武ワールドスクエアに登場する台北101の展示物は高さ21メートルで、26メートルの東京スカイツリーに次ぐ高さとなる。台北101は東京スカイツリーと友好関係を締結しており、園内では両ビルが互いに見渡せるような位置に建つという。
　
　（陳政偉／編集：名切千絵）