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第1シードの桑田敗れ、シード勢は今西のみベスト4へ [島津全日本室内]
京都府・島津アリーナ京都(京都府立体育館)で開催中の「第51回 島津全日本室内テニス選手権大会」(本戦2月22~3月1日/賞金総額 女子600万円/室内カーペットコート)は27日、シングルス準々決勝とダブルス準決勝が行われた。シングルスでは第1シードの桑田寛子(北日本物産)が敗れ、第8シードの宮村美紀(フリー)が足首の捻挫で棄権したため、ベスト4に勝ち進んだシード勢は第2シードの今西美晴(島津製作所)ただひとり。2年ぶり2度目の優勝を目指す今西と、大前綾希子(島津製作所)、岡村恭香(橋本総業)、井上明里(レスポートサックジャパン)ら初優勝を狙うノーシード勢が終盤戦を繰り広げる。
◇ ◇ ◇
準々決勝に勝ち進んだ8人のうち半分が、過去に決勝進出経験がある。今西、大前、宮村、秋田史帆(フリー)。その中でも、2012年から2年連続決勝で涙をのんだ大前が「挑む」立場で臨んだ、第1シードの桑田との一戦が白熱した。
先月の日本リーグでもチームメートとしてともに栄冠を手にした2人。公式戦での対戦はジュニアのとき以来だという。桑田は先の全豪オープンの予選で女子では唯一最終ラウンドに駒を進めるなど、昨年後半からの好調を維持。昨年11月に自己最高の152位になった世界ランキングは今も166位で、522位の大前とは大きな開きがある。それだけに、「がむしゃらにボールを返すことだけ考えていた」と大前。試合後も「実はプレーの内容とか全然、憶えてないんですよ」というくらいの集中で戦い、6-3 7-6(8)で最後は逃げきった。 準決勝では、宮村の棄権によって不戦勝となった26歳の井上と対戦する。
2011年から2連覇した秋田には、19歳の岡村が6-4 6-1で快勝。岡村は2回戦で第3シードの瀬間詠里花(Club MASA)も破っており、今大会の台風の目となる可能性も。細身だが、体全体を使ったテンポのいいストロークと、ネットにも出ていく攻撃的なプレースタイルが持ち味だ。
ベスト4のもう一枠が、3年連続の決勝進出を狙う今西。伊藤絵美子(テニスユニバース)を6-2 6-3で退け、ここまでセットを失っていない。実績をともなっていつのまにか貫禄を感じさせる22歳、準決勝では新鋭・岡村の挑戦を受ける。
【女子シングルス準々決勝】○6大前綾希子(島津製作所)6-3 7-6(8) ●1桑田寛子(島津製作所)[1]○10井上明里(レスポートサックジャパン)不戦勝 ●16宮村美紀(フリー)[8]○22岡村恭香(橋本総業)6-4 6-1 ●20秋田史帆(フリー)○32今西美晴(島津製作所)[2] 6-2 6-3 ●26伊藤絵美子(テニスユニバース)[Q]【女子ダブルス準決勝】○6池田玲/西本恵(慶應義塾大学)[WC] 6-3 6-4 ●3林恵里奈/細沼千紗(早稲田大学)[Q]○10井上雅/大前綾希子(テニスラウンジ/島津製作所)4-6 6-3 [10-6] ●16瀬間友里加/瀬間詠里花(Club MASA)[2]
※ [ ] 数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦)、Qは予選勝者
※トップ写真は準決勝進出を決めた大前綾希子
(Tennis Magazine/ライター◎山口奈緒美)2月23日からアラブ首長国連邦・ドバイで開幕した「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」(ATP500/ハードコート)。
金曜日に行なわれた準決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、トマーシュ・ベルディヒ(チェコ)をフルセットで下し、ロジャー・フェデラー(スイス)と決勝で対決することになった。
ジョコビッチは6-0 5-7 6-4で第4シードのベルディヒを下しての決勝進出だ。
「長年トップ10にいた選手を相手に、楽に勝てるなんて思ってなかったよ」とジョコビッチ。「たとえ、第1セットが完璧だったとして、さらに自分が先にブレークに成功していたとしても、まだそこで終わりじゃないからね」。
リードしていたジョコビッチだったが、そこからはエラーが多くなり過ぎた。試合を通じてのアンフォーストエラーは48本。これでベルディヒは試合を立て直した。
「ボールをいい感じで打てていなかったことが、アンフォーストエラーが多くなってしまった理由だ」とジョコビッチは認めている。
ベルディヒはここ2年の大会ではいずれも決勝に進出してきた。だが、2013年はジョコビッチに、昨年の大会はフェデラーに決勝で敗れていた。
フェデラーは土曜日の決勝に向けて、ラッキールーザーから勝ち上がって来ていたボルナ・コリッチ(クロアチア)を6-2 6-1で退けている。
「たぶん、今日の僕のプレーは彼にとっては少しばかり多彩すぎたんじゃないかと思うよ。僕がそうしたんだけどね」とフェデラー。「また、彼がスライスとスピードに対して試合をどうコントロールしてくるかを見るのも作戦の一部だった。だからチップ&チャージやサーブ&ボレーも少し混ぜた。とてもうまくいったので、とてもうれしいよ」。
フェデラーはコリッチに3本のブレークポイントを与え、第1セット第5ゲームでは一度ブレークを許した。
だが、結局はそれもフェデラーにとっては小さなトラブルでしかなく、コリッチのマジカル・ウィークは幕を下ろした。
「ベストを尽くしたよ」とコリッチ。「僕のベストでも、近づくには十分ではなかった。いい試合だったと思うけど、僕に何ができたというんだろうね」。
フェデラーとジョコビッチで、過去12大会中10タイトルを取っている。フェデラーはこれまでに6度優勝いるが、ジョコビッチは5度目の優勝を目指しての決勝となる。(C)AP
※写真は準々決勝でのジョコビッチ
Photo:DUBAI, UNITED ARAB EMIRATES – FEBRUARY 26: Novak Djokovic of Serbia celebrate defeating Marsel Ilhan of Turkey during their men’s singles quarterfinal match of the ATP Dubai Duty Free Tennis Championships at the Dubai Duty Free Stadium on February 26, 2015 in Dubai, United Arab Emirates. (Photo by Francois Nel/Getty Images)