仕事で役立つ人気ビジネスアプリおすすめ!
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
IPA、スマホでのワンクリック請求の新しい手口について注意
IPA、スマホでのワンクリック請求の新しい手口について注意
登録完了画面の出現から電話発信確認のポップアップ表示までの流れ
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、スマートフォンのワンクリック請求に関する相談について、新しく確認された手口の解説を紹介する文書を発表した。
同機構によると、2014年12月からスマートフォンのワンクリック請求に関する相談内容に変化が見られている。従来は「請求画面が表示された」という相談だったが「請求画面の表示と同時に写真を撮られてしまったようだ」という相談が寄せられるようになった。相談者は「請求画面が表示された時にシャッター音が聞こえた」ため、写真が撮られてしまったのではないかと不安を覚えたという。
同機構は、請求画面を表示させる際にシャッター音の音楽データを再生させて、利用者に自分の写真が撮影、送信されたと誤認させることを狙ったのではないかと見ている。業者に個人に関する情報が伝わってしまったと利用者に誤認させて、慌ててメールや電話で業者へ連絡を取らせる意図があるとして、注意を呼びかけている。
このほか、登録完了画面が表示された後に、自動的に電話を発信させるWebサイトの存在も確認されている。このサイトにアクセスすると、登録完了画面の出現後、登録に関する情報が記載されたポップアップメッセージが自動的に現れ、このメッセージのOKボタンをタップすると電話発信を確認するポップアップが表示されて、うっかり電話発信の操作をしてしまうと電話がかかってしまう。
同機構は、これらの手口への対処として、ブラウザの表示から請求画面を消すため、タブの削除や閲覧履歴の消去を行うこと、そして業者には絶対に連絡を取らないことを挙げている。ただし、自動的に電話を発信させるWebサイトの場合については、ブラウザのタブの削除は誤操作により電話発信をしてしまう可能性があるため、ブラウザの閲覧履歴を消去する方法を推奨している。
発表資料
URL:http://www.ipa.go.jp/security/txt/2015/04outline.html
2015/04/02