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中韓FTAに早くも“不協和音”=中国ネットは「冷淡」、韓国ネットは「不安」
2015年2月28日、中国国営テレビ(CCTV)は中国と韓国が25日、自由貿易協定(FTA)に仮署名し、中韓FTA交渉がすべて完了したと伝えた。これについて中国のネットユーザーは「韓国から買いたいものなんてない」などと冷淡に反応。韓国のネットユーザーは「中国が襲い掛かってくる」と不安の声を上げるなど、早くも“不協和音”をのぞかせている。
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韓国・産業通商資源部によると、20年以内に韓国は品目ベースで92%、輸入額ベースで91%の関税を撤廃し、中国は品目ベースで91%、輸入額ベースで85%の関税を撤廃するという内容。今年上半期中に正式署名する方針だという。韓国メディアは「韓国は製造業で譲歩する代わりに農林水産物を守った」「中国内の韓流コンテンツ保護の強化が期待される」などと報じている。
CCTVが中韓FTAについて「中国の庶民にとって韓国の安くて良い品をたくさん買えるようになることを意味している」と強調し、「何を買いたいかと尋ねている」と中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で流れると、中国のネットユーザーからは
「韓国には別にいいものはない」
「別に韓国から買いたいと思うものなんてないな」
「韓国にはキムチのほかに何かあるのか?」
「日本製品の方が韓国製品よりもいいのでは?」
「二流国のものだからな。われわれのパクリ品の方がまだいいかもしれないぞ」
「わが中国はものが豊富でコピー技術が高いのに、このうえ韓国のものなんて必要なのだろうか」
「明らかに韓国はわが国に敵意を持っているのに、なんで中国庶民のお金で韓国をもうけさせようとするのだ?」
などの書き込みが集まった。
「韓国のスキンケア用品は人気が出るな」
などの好意的な見方は少数派だ。
一方、韓国では中央日報が「FTA締結で化粧品、衣料などの関税が撤廃。中国人観光客はわざわざ韓国へ出向いて商品を買う必要がなくなり、小売業など韓国の中小企業に打撃となっている」と報道。さらに、低価格の中国製品がゼロ関税で韓国へなだれ込めば、中小企業にとっては大きなダメージになるとみられ、韓国のネットユーザーは
「韓流よりもゲーム産業を保護するべき」
「どうして大事な製造業で譲歩したの?」
「譲歩して守った?-1+0は-1だ。つまり韓国が損したってこと!」
「中国が襲い掛かってくる。黄砂も一緒に…」
「得するのは企業だけ。いつまで国民を苦しめる?」
「親日と親中であふれた政権。…朴大統領が国を台無しにしようとしている」
「中国と仲良くすればするほど、米国が離れて行く」
「多くの分野で、中国は韓国の先を行っている。10年後が心配だ」
「20年後、韓国は滅びるんじゃないか?」
「日本に対しても中国に対しても、韓国はいつも譲歩してばかり…」
など、中韓FTAを不安視するコメントを多く寄せた。(編集/KU)