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日本はなぜ米国を恨んでいないのか?(1/2)=「米国が広島に原爆を落とした理由が分かった」―中国メディア
2015年3月3日、中国メディア・捜狐は「日本はなぜ米国を恨んでいないのか?」と題する記事を掲載した。
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私が広島の「原爆ドーム前駅」を訪れた時、通訳はその駅名を恐る恐る口にした。川岸にたたずむ原爆ドームは、かつて起きた振り返りたくない災難を人々に語りかけている。
ボランティアの解説員・松田さんは、自らの体験を語ってくれた。1945年8月6日、彼は7歳だった。午前8時15分、米軍機が原爆を投下すると、大地が揺れ、大きなきのこ雲が上がった。松田さんの家は原爆が投下された場所から5キロのところにあった。衝撃で吹き飛ばされ、身体に瓦が降ってきたが、それが原爆の威力を弱めてくれた。早朝から出かけた彼のお姉さんは、原爆で全身が焼けただれ、薬もなくその日の夜に亡くなった。12歳だった。松田さんが静かに落ち着いて話す様子に、私の心は痛んだ。
原爆ドームの向かいには平和記念公園があり、その中に「原爆の子の像」という少女の像がある。これは、原爆の影響で白血病によって亡くなった少女をモデルにしたものだが、あの日、原爆で亡くなった多くの少女たちの象徴でもある。
平和記念資料館に足を踏み入れて初めて、米国がなぜ広島に原爆を落としたかが分かった。日清戦争以来、広島は日本の侵略戦争の前線基地で、中国に渡った多くの物資がここから出ていた。広島は日本の最重要軍事工業基地だったのだ。しかし、米国が原爆を落としたのはもっと単純な理由だ。それは、広島には連合国軍の捕虜収容所がないと思われていたからだ。
原爆は、当時の広島市民の半分に当たる14万人の命を一瞬にして奪った。私は米国人はこの都市にこれほどまでに残酷なことをしていながら、広島の人や日本人はどうして米国を恨んでいないのか理解できなかった。(続く)(翻訳・編集/北田)