仕事で役立つ人気ビジネスアプリおすすめ!
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ガンバレ!遠距離恋愛カップル
遠距離恋愛。
学生時代から社会人に至るまで、一体どれくらいの人が経験しているのでしょうか。離れていた時期を乗り越えてお付き合いを続けていたり、結婚まで至った、という人も沢山いる一方で、「遠距離恋愛はやはり続かなかった」「自然消滅してしまった」など、破局を迎えてしまったカップルも多いようです。ある学者の調査では、遠距離恋愛の三分の二が破局を迎えている、という数字もあるそう。
◎遠距離恋愛は、なぜ続きにくいのか
「会いたくても会えない」「お互いの寂しさをカバーできない」といった感情面の問題の他に、遠距離恋愛の現実的な問題点は、「お金」や「時間の調整」。会うために、また、長電話のために、月何万円もかかるなど、コミュニケーション時間を取る意思や努力も必要です。こういった「コストと手間をかける意味」を感じられなくなると、いつでも会える環境にあるカップルよりも、早く破局を迎えやすいのだそう。相手への感情がぼやけてきたタイミングで、すぐ近くにいる異性のほうに気持ちを移してしまいやすい……という事情もあります。
遠距離恋愛についての心理学実験として有名なものに、「ボッサードの法則」というものがあります。内容をまとめると、以下の2つの定義に集約されます。
・男女間の物理的距離が近いほど、心理的距離が近くなる
・男女間の物理的距離が遠いほど、結婚の確率が低くなる
これはアメリカの五千人の既婚カップルを対象にした調査に基づいており、婚姻届を提出した時点で、すでに12%のカップルが同じ住所に三分の一が、近所5ブロック以内に住んでいる、という結果が出ています。そして、婚約をした後のカップルでも、「住んでいた場所が離れていたカップル」ほど、結婚まで至る数が少なくなっていたそうです。
◎遠いからこそ、高まる感情!?
それでは、遠距離恋愛は、デメリットばかりなのでしょうか。経験者たちによれば、「自分の時間がきちんと持てること」や「離れているからこそ、気づける相手の有難さもある」という意見もあります。『LoveとLikeを見分ける方法(数研出版/白石崇著)』では、遠距離恋愛のメリットとして、「時間の切迫感が判断に及ぼす影響」を検証した客観的な実験を紹介してあります。
(A)締切時間が迫った状況と(B)ゆっくりとした状況との2つの条件下で、「人物の特徴」を被験者に判断させるというもの。すると人は、「限られた時間しかないときには、同じ情報を伝えられているのにも関わらず、その相手の特徴をより『極端に』判断してしまう傾向がある」ことが分かったそうです。…