仕事で役立つ人気ビジネスアプリおすすめ!
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
余計ブサイクボディに!? 食べないのに太る原因と正しいダイエット法
【相談者:20代女性】
スタイルの良い女性になりたいのに、なかなかダイエットに成功できません。それどころか、今までよりも周りの人よりも食べていないのに太っていくような気がします。こんなんじゃ、一生キレイになれないし食事を楽しむこともできません……。 食べたら太るのに、食べなくても太るなんて、どういうことでしょうか。
●A. “食べてないのに太る”その原因は……?
ご相談ありがとうございます。セルフトレーニングコーチのNaoです。
筆者も無理なダイエットで失敗した経験を持つ1人。筆者の場合は食べなければ痩せるという間違った思い込みから食事量を減らして、生理がストップしてしまいました。もちろん体重は減りましたが、全く“美しいカラダ”は手に入りませんでした。肌は荒れ放題、便秘がちで下っ腹ポッコリ、心はいつもイライラ&ネガティブ……。自分を削るダイエットでは、美しさを育てることはできません。
相談者さんも、とにかく食べる量を制限したり、美肌や筋肉の素である肉や魚、良質な油、糖質を抜いて低カロリーな野菜ばかりを食べたり、食事の時間を楽しんでいなかったりしていませんか? そんな努力では、むしろブサイクボディを育ててしまいます。
人の肌や体は取り入れた栄養で作られます。重要なエネルギー源である栄養の供給がストップすれば、生命活動にかかわる最低限のはたらきだけを優先的に行い、少しでも入ってきた栄養はとにかく溜め込もうとする“省エネボディ”に。これでは食べていないのに太ってしまったり、肌トラブルが絶えなかったりするのも当たり前。賢い女性は、食べないダイエットなどで体を削ったりしないのです。
●美を育てる栄養を知る
メリハリボディを作る筋肉の材料は何か、知っていますか? 細胞の素はたんぱく質。肉や魚、卵、大豆製品に豊富に含まれる栄養です。ダイエットだからと肉や魚を避けて野菜ばかり食べていては、肌の再生はスムーズになりません。筋肉が育たなければ、代謝が上がらずたるみも解消されません。毎日の食事で肉や魚、卵などを食べることは美を育てるのに必要なことですよ。
また、“ごはんは太る”と糖質を制限しすぎるのもNG。糖質は重要なエネルギー源ですから、これが不足すれば体内のはたらきは減退する一方。体内を活性化させるためには糖質だって必要な栄養素です。
ダイエット女子が大好きな野菜や果物は、もちろん美を育てるのに必要。野菜から摂取するビタミンやミネラルは消化や吸収のはたらきを高めてくれます。糖質やたんぱく質をしっかりと摂った上で、野菜や果物を取り入れて代謝を高めましょう。
もちろん脂質も重要。オイルで髪の艶や滑りが良くなるのと同じように、体内に脂質が不足すれば体内循環が滞ってしまいます。
●賢い女がやっている“美ボディを育てる食生活”とは
栄養をバランスよく取り入れることが実は美を育てる近道。美を育てる基本は食事にあると言っても過言ではありません。
医学博士の浜中聡子氏によると、効率よくキレイを磨きスリムな体を目指すなら、まず始めに取り組むべきは「食事の時間を守ること」。意識したいのは、「夜遅くに食べない」ことと、「朝食を少しでもいいので必ず食べる」ことの2つだそうです。
朝食を抜けば反動で昼や夜のどか食いにつながりますし、朝の体内活動を活発にするにもエネルギーが必要。体内の活動を活発にして代謝の良い状態にするためには、朝にエネルギーをチャージすることが重要です。
また、夜遅くに食事をしては寝ている間に内臓を休めることができませんし、朝の胃のもたれや倦怠感の原因に。できるだけ寝る3時間前に食事を済ませ、翌日の代謝を高める準備に集中させてあげましょう。
●美は食べて育てる
ダイエットに必死になり、しかもなかなか結果が出ないと食べることが怖くなってしまいがち。“美を育てるためには食べることが必要”と聞いて驚いたかもしれません。
栄養がなければ綺麗な体はつくられませんし、食事が楽しくなかったり、美味しさを感じられなかったりすれば心が満足できず、ストレスや不満を溜め込んでどこかで爆発してしまいます。実は美ボディを育てる近道は“我慢”ではなく美しくなるように“食べる”こと。まずは今の食生活を見直してみてくださいね。
【参考文献】
・『女性ホルモンとの上手なつきあい方:キレイも元気も、ぜんぶ手に入る!』浜中聡子・著
●ライター/Nao Kiyota(セルフトレーニングコーチ)