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料理演出で大成功! 先輩カップルに学ぶ美食の実例ウエディング
これまで、”美食の王様”こと来栖けいさんに、理想の結婚式の料理の選び方についてさまざまなコツやポイントをお話して頂きました。その真髄は、「選んだ料理に意味やストーリーを持たせる。そうすれば、きっと記憶に残る世界にひとつのウエディングメニューになる」というもの。
今回はそんな「食のおもてなしウエディング」を実現させた先輩カップルの結婚式を紹介するとともに、来栖さんからはプロ目線でアドバイスを頂きました。
◆地元のお酒と五感で楽しむ料理でおもてなしをした先輩カップル in 八芳園(東京都・白金台)
「大切なゲストと食事を楽しむ1日にしたい」と、料理にこだわった結婚式を考えたふたり。「WIND(ウィンド)」という八芳園の中でも食にこだわった会場をセレクト。この会場限定のメイン料理である「土鍋炊き込みご飯」をゲストの目の前で作り、ふるまったそう。また、新郎の地元のお酒で鏡開きを行ったり、さらにローストビーフのカット、アイスクリームが美しい炎に包まれる「ベイクドアラスカ」など、食にまつわるあらゆる演出を究めました。
◆オリジナルメニューでゲストを感涙させた先輩カップル in アニヴェルセル東京ベイ(東京都・国際展示場正門)
ゲストのことを思い浮かべながらシェフと一緒に料理を考えたというこのカップルは、ふたりもゲストも大満足のおもてなしとして、新郎のお母様とお祖母様が出身の「宇和島の鯛飯」を提供するというサプライズを計画。お母様もお祖母様も泣いて喜んでくれたそうです。
◆料理のサプライズ満載! プロの仕事でゲストを沸かせた先輩カップル in ダズル(東京都・銀座)
新郎はシェフ、新婦はレセプション。ともにレストランで働くふたりが考えたのは、おいしい料理にこだわったウエディング。国内最大級のワインセラーを有する銀座のレストラン「ダズル」を会場に選び、新郎×ダズルのシェフという”ダブルシェフ”によるオリジナルメニューでおもてなしをしました。新婦のお色直し中に新郎がキッチンに入り、たすきがけをして料理をする様子がライブ映像で流されるという一幕も。
さらに、このレストランには自社農園があり、新郎新婦のふたりで種をまいて収穫した野菜をパーティで出すことが可能。結婚式当日は、テーブルラウンドをしながら採れたて野菜を振る舞うという演出を取り入れたそう。
料理にふたりのエピソードを絡めて、ゲストの心に残る結婚式を
では、上記の体験談からわかる「料理演出でふたりらしさを表現するコツ」とは? 美食の王様・来栖けいさんにアドバイスを頂きました。
みなさん新郎新婦の自己紹介ツールとして料理を取り入れている点が素敵ですね。出身地の料理を使う時は、それにまつわるエピソードを司会者に話してもらうことでふたりの人となりがゲストに伝わると思います。そのほかにも、親が作ってくれた料理を出して育ってきた家庭を紹介したり、新郎新婦の出会いにまつわる料理なら馴れ初めを知ってもらえたり。料理にふたりのエピソードを絡めることで、式の印象や感動度合がぐっと変わってきます。これから結婚を考えているカップルは、今回の体験談をもとに「自分たちなら料理でどう自己紹介をしたいか」を考えてみてはどうでしょう。式場見学前にある程度考えておけば、試食会でプランナーやシェフにその料理演出について実現可能かどうか相談することもできます。ゲストに伝えたいふたりの料理にまつわる思い出をぜひ探してみてください。
本記事は「マイナビウエディング」から提供を受けております。
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