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最初のセックスでヤリ捨てされる人の特徴とその理由
■セックスが終わった瞬間から自分を全開に出していませんか?
さぁ、今日もしめやかに本当の恋愛の話をしようか。
テーマは最初のセックスについて。
自分の経験、悪友の経験、女友達の経験、それらのなかで悲劇だと思うのが「セックスでガッカリされる女の子たち」の存在だ。
本サイトで見る!
肉食系武闘派集団飲みに出てくる会話でこんなのがあった。
セックスをした後にこんな態度を取られると冷めるというもの。
(余談ですが、私は武闘派集団に「お前はもう彼女に牙を折られてしまった男」認定されてます。ほっとけばいいけどなんかムカつく。)
・ちゃんと空気を読める人だったのに、手のひらを返したようにめちゃくちゃ甘えだす人
・きちんと話も聞ける人だったのに、自分語りを容赦なくしてしゃべり倒してしまう人
・セックスを境にして、自分のものになったかのような言動を取る人
これは一定以上の女性経験がある男の人は絶対に経験したことがある話だと思うし、女の人も心当たりがまったくないとは言わせません。
俺がこういった話題になったときに考えざるをえないことのひとつは、「セックス」というイベント性をもった出来事。
それに対する男女の捉え方のギャップです。
■セックスがコミュニケーションのひとつと呼ばれるには理由があってだな…
「付き合ってくれるの?」に象徴されるように、多くの女性はセックスをクライマックスの一大イベント化している。
同時に、俺は女性が"セックスを受け入れた時点"で「自分から離れないこと」を期待しているように思います。
離れたら裏切り、ヤリ捨て。
反面、ある程度女性慣れしている男性は「一夜の思い出すべて」で女性を判断したいと考えています。
それは体の相性という直接的な意味もありますが、ずっと一緒にいて心地よくいられるかという意味です。
だからこそ、セックスをした途端に「すべての私を受け入れて!」「これで私のもの!」って私全開ノリがくると「うーむ。。」となってしまう。
俺はアラサー世代の恋愛においてセックスの位置づけは、通過儀礼のひとつくらいに捉えるのが良いと思う。
大事なんだけど、それ自体は大事じゃない。
ある意味では決定打なんだけど、関係が確定するものではない。
そのくらいの位置づけじゃないかと。
深く関わることのパスポートはお互いに取得はしたけど、本当に今後良い関係を築けるかはお互い次第ということです。
セックスはコミュニケーションのひとつとよく言われますが、「濃厚なおしゃべり」として受け取ると分かりやすい。
深い関係になろうとするなかで深い話もできるかを試みるでしょう。
そうしたもののひとつしてセックスがある。
それを含めた一連のやり取りのなかで好き嫌いのジャッジがなされる、そんな位置づけなんだと思います。
ちょっと女性からすると納得しづらいかもしれない。
だから少し視点を変えてみますが、女性は男性に対して「女の人の扱いには慣れてるけど、一途な人」を求めますよね?
女性に慣れていない人はやさしくても「なんかヤダ」。
かと言ってヤリ捨てするような人は「ぜったいヤダ」。
ある程度は女性経験が豊富で、女性にそれほど困っていない人が自分の恋人にしたいターゲット層になるはずなんです。
■セックスをする前から「好きだ」「付きあおう」なんて、嘘だぞ?
そこで断言しておきたいのは「ある程度、女性慣れをしていて、女性に困ってない人」がセックスをしていない状態でのたまう「好き」「付きあおう」にはまったく信ぴょう性がないということです。
それは「今日は楽しいね」くらいの意味しか持ってないです。
もしくは何とかセックスに持ち込もうとして言っている、業界用語で言うところの「色を使った」言葉です。
なぜならこの層の男性はあせって決める必要がないから。
既存の関係のなかでも心地よく楽しく一緒にいられて、セックスもできてって人が一人や二人いるでしょう。
いなくても断続的にそういうことができる。
新規で出会う場所にも自分が行く気になれば行ける人です。
「よくわからない人」に対して「あなたが一番です」と確約させる理由がまったくないんですよね。
よっぽど自分が気に入った女性でないかぎり。
何度かセックスをするなかで「一緒にいたいな、いれるな」と確信するから付き合い始めるパターンが多い。
だから、女性に対して言いたいのは、それが良い悪いではなく、その層の男性が持っている性質を事実としていったん受け入れて、そこから始められる関係があるんじゃないかということです。
これが男女のギャップを埋めていく始まりでしょう。
逆に、男に対しては「手を出す=女の子にそう思われることを前提として引き受ける必要がある」と俺は言いたい。
「これだから男(女)は!」って言ってしまうことがいちばんツマラナイことです。
とはいえ、女性が慎重にならざるをえないのも分かりますけどね。
入れるだけと受け容れる立場では感覚的になにかが違う気がしますし、避妊をしててもリスクがまったく消えるわけじゃないから男ほど気軽にとはいけないですもんね。
そして、やっぱり引っ掛かる理由として「ヤリ捨てする男」の存在がいることでしょう。
ヤリ捨てされたり、都合のいい女にならないための考え方については今度お話しましょう。
とにかくセックスをしたら「すべてを受け入れてくれる」と考えるのではなく、すべてのお互いのやり取りのなかのひとつとして捉えなおしてみてください。
自分を出していける相手かどうかは長期的に関わってみないことには分からないことが多いじゃないですか。友人相手でも。
男女におけるこの認識のミゾを少しでも解消するきっかけになれば嬉しいです。
Text/ファーレンハイト