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稚内からサハリンへ! ユーラシア号を貸切にして「北緯50度線」を探訪

稚内からサハリンへ! ユーラシア号を貸切にして「北緯50度線」を探訪 

 JTBは2日、海外旅行虎ノ門支店より「海外鉄道の旅」シリーズ第2弾として「2007年夏 サハリン特別列車の旅」を発売する。同企画は5月31日に発売した「ワールドガイド サハリン・カムチャツカ」の発売を記念したものとなる。

 旅のハイライトは日本と旧ソビエト連邦との国境だった「北緯50度線」。北緯50度線記念碑への訪問や記念写真撮影が実施されるほか、日本の面影の残る街並みや原生林の続く大自然などが堪能できるツアーとなる。

 同企画では、旧国鉄時代に使用されたキハ58系、旧東横線のD2、ユジノサハリンスク駅の転車台など、戦前の日本の鉄道を今も残しているサハリンならではの鉄道旅行を設定。コルサコフ駅からオノール駅へ北上、途中折り返してユジノサハリンスク駅までの道のりをホテル列車「ユーラシア号」を貸切にして運行する。またユジノサハリンスク駅からコルサコフ駅間では、現役のSL列車を貸切にして運行し、2泊3日約600kmの優雅な列車の旅が満喫できる。

 ホテル列車「ユーラシア号」4人用コンパートメントを2人で利用でき、食堂車も連結している

 ホテル列車の旅を楽しんだ後は、ユジノサハリンスク駅の転車台など、日本の鉄道遺産を見学する

 また「鉄子の鉄学」などの連載で知られ、写真展やスライドトークなども行っている人気の女性鉄道写真家の矢野直美氏がツアーに同行。人気のフォトライターでもある彼女が、ローカル線鉄道旅行の楽しみ方や鉄道写真についてなど鉄道の旅をアドバイスする。

 フォトライターとして人気が高く、「鉄子」こと矢野直美さんがこのツアーに同行

 ツアー日程は、Aコースが2007年8月28日~8月31日、Bコースが2007年9月18日~9月21日となっており、料金は各コース共通22万8,000円(稚内港発、2名1室利用の場合、列車内は相部屋)。利用予定ホテルはユーラシアホテル、ラダホテル、ホテルガガーリン、ホテルリュバックのうちいずれかで、最少催行人員は各コース30名となっている。その他、オプショナルツアーで出発前日に稚内市内のホテルへ宿泊とプレ・イベントに参加ができるツアー(4万3,000円)と東京発着コース(9万8,000円)などが用意されている。

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