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千葉のおいしいをぎゅっと凝縮して発信! 「ドラマチックエリア市原SA」
館山自動車道のなかで唯一のサービスエリアとして知られる市原SA。その上り線が、装いも新たに「ドラマチックエリア市原」として、7月21日にグランドオープンした。
”ドラマチックエリア”とは、地域の中核となるエリアにおいて、地域性の充実にこだわり、その地域ならではの「クルマの旅のドラマ」を感じてもらえるような演出が特徴だ。オープン当日はオープニングセレモニー&イベントが開催された。地元の人のみならず、県内外から多くの人が訪れて大いに盛り上がった模様とともに、様変わりした「ドラマチックエリア市原」を紹介しよう。
千葉・房総の魅力がたっぷり詰まったセレクトショップ
「ドラマチックエリア市原」のコンセプトはズバリ、「TABETABI MARKET BOSO FOOD,CENTER~房総を食べて旅するマーケット~」。豊かな自然に囲まれた穏やかな気候の房総半島の海の幸・山の幸を集めたセレクトショップだ。千葉の名産はもちろん、地元でも知る人ぞ知る逸品や地元の素材を活かしたアレンジメニューがたっぷり取り揃えられている。
今回のグランドオープンは、3月に先行オープンしていた高速道路初出店の「WIDE CAFE」があるフードコートやショッピングゾーンに加え、建物前面のテラススペースにマルシェ「たべたび市場」がお目見えした。JA全農ちば監修のもと、県内の採れたて新鮮野菜の週末限定マルシェが開催されるのが魅力だ。
建物全体を市場に見立て、房総の魅力を凝縮したマルシェの演出がオシャレ
新たに登場した「たべたび市場」には、28種類の旬野菜がズラリ
オープニングセレモニーのトップを飾ったのが、地元・市原市を拠点に活躍する飛翠迅(ひすいじん)による、よさこい鳴子踊り。子どもから大人までの一糸乱れぬ元気いっぱいの踊りでセレモニーに花を添えた。
続いて、都内を中心に20店舗以上の人気カフェを展開し、施設の店舗運営を担うカフェ・カンパニー 代表取締役社長 楠本修二郎氏や市原市長 佐久間隆義氏などの挨拶の後、テープカットが行われて華々しくイベントがスタートした。
来場者を釘付けにしたよさこい飛翠迅の鳴子踊り
「チーバくん」と「ジェフィ&ユニティ」が加わり開催宣言
各所のイベントは熱気に包まれ大盛況
スタート前から行列を作っていたのが、オープニング記念イベントとして先着100名に無料で千葉県産野菜詰め放題に参加できる配布チケットだ。とうもろこしやじゃがいもなど、旬の夏野菜がもらえるとあって、すぐに予定の定員に達した。
そして、採れたての旬野菜が目を引くニューオープンの「たべたび市場」では、楠本氏とJA全農ちば 熱田氏によるマルシェミニトークショーが開催された。意外と知られていない千葉県産の野菜のおいしさの秘密が語られた。さらに隣では、屋台コーナーが登場。千葉の夏野菜フェスタと題し、ゆでとうもろこしにきゅうりの1本漬け、夏野菜を使ったBBQ串焼きやビビンバといった旬の味覚を堪能できた。
野菜の袋詰めは制限時間もあって親子で大盛り上がり
ピストン西沢による司会のもと、軽妙なトークで会場を沸かせていた
今回の目玉の一つだった屋台コーナー
館内正面入口付近では、フードクリエイターのタナカトウコ氏を招いての子ども向けワークショップを開催。県内の野菜を使ってオブジェを制作するこのイベントは親子で楽しめため、3回実施されたどの回も人気だった。
野菜もタナカ氏の手にかかれば、かわいい動物に変身
ジェフィ&ユニティも応援に駆けつけ親子にエールを送る
このほかにも、オープニングセレモニーで踊った飛翠迅によるよさこい鳴子踊りをはじめ、「ジェフィ&ユニティ」が登場してのジェフユナイテッド市原の選手のサイン入りユニフォームがもらえるじゃんけん大会、J-WAVEの人気番組「GROOVE LINE Z」の公開生放送など、誰もが楽しめる内容盛りだくさんのイベントはどこも熱気に包まれて大盛況だった。
カフェ・カンパニー流にアレンジした食べ物も大人気
施設内に目を向けると、千葉県産の食材をふんだんに使ったフードコートエリア「TABE TABI KICHEN」では、夏野菜をたっぷり使った季節限定の新メニューが登場。どれも魅力的なものばかりで全品制覇したくなる。そのなかでも「WIDE CAFE」の房総夏野菜どっさりカレーは、ナスやパプリカなど具だくさんの旬野菜とコクのあるルーが奏でる味は絶品だった。
フードコートの「たべたび食堂」。ランチタイムになると席がびっしり埋まるほどの混雑ぶり
房総夏野菜どっさりカレー(850円)は夏の時期だけの限定メニュー
海鮮食堂の房総海鮮丼(1,280円)は、海鮮をたっぷり乗せた贅沢な一品
ショッピングエリアの「TABE TABI SHOP」では、人気NO.1の房総バウムクーヘンやふわふわチーズケーキなどの市原限定銘菓のほかに、JA全農ちばや地元の西岬漁協などから販売されている特産品を手にした多くの買い物客で賑わっていた。また、毎朝石釜で焼き上げたパンを豊富に揃えた「はらくち製パン所」では、午後にはほとんどの商品が売り切れになるほどの人気だった。
指定のスペシャルメニューを500円以上購入ごとにスタンプが一つ押されるスタンプラリーを実施。3つ貯まると、先着200名に「TABE TABI MARKET」オリジナルトートバックがプレゼントされる。9月10日まで開催されているので家族連れにはチャンスかもしれない。
ショッピングエリアの「TABE TABI SHOP」は名品が味わえる試食コーナーに人気が集中。途切れることなく買い物客でごった返していた
房総バウムクーヘンは、千葉県産の地養卵を使用
チーバくんのグッズコーナもアイテムが充実
毎朝焼きたてのベーカリーショップ
水をいっさい使わず、濃厚なミルク仕立ての食パンは、ふんわりとろける食感がクセになる
旬の美味しい野菜を堪能できるイベントは随時開催されている。一度足を運ぶと何度も訪れたくなる空間に、お出かけしてみては。
外国人から見た日本 (40) 母国の受験事情
日本は幼稚園のお受験から大学入試まであるので、多い人だと、幼、小、中、高、大と5回受験したという方もいるかと思います。では、海外ではどのような感じなのでしょうか? 今回は外国人20人に「母国の受験事情」について聞いてみました。
・まず幼稚園の受験は無いと思います。また、小中は一貫校が多く、受験制度はないでしょう。ただ、人気のある学校だったら受験があります。大学になると受験があります。(ブラジル/女性/50代前半)
ちなみに、ブラジルの公立大は学費が無料。勉強をするために負担をかけなくていいというのはいいですね。
・大学は入るのが簡単ですが、出るのは難しいから、たくさん勉強する(マリ/男性/30代前半)
日本は逆ですよね。大学に入るのには難しく、希望の大学に入るために何浪もしますが、出るときに落とされるのは、よほどですよね。それよりも、就職のほうが苦労します。
・中国では受験勉強を学校で行い、学校の先生は長時間にわたり生徒の対応をします。また、生徒全員が学校で自習することも多いです(中国/女性/30代後半)
中国の受験事情も大変そうです。
・受験は美大や音大以外にはありません。高校を卒業する時の成績が一番重要になります。最近は教育熱心な親が増えているとはいえ、日本のように塾や家庭教師はあまり普及していません(ドイツ/男性/30代後半)
ドイツは受験制度はないんですね。
・特に大学受験は人生の一大事ともいえる(韓国/女性/30代後半)
韓国の大学受験は本当に一大事で、車通勤の人は出勤時間を遅らせたり、遅刻しそうな受験生を警察が会場まで送ったりと、気を使います。シーズンになるとテレビでも見ますよね。
・日本の大学受験は、いろいろな大学を受けることができますが、母国の国立大の場合はセンター試験の点数順で希望大学を選ぶので、年に1回しか受けられません(シリア/男性/30代前半)
日本の国公立大の場合、前期、中期、後期と最大で3回チャンスがあります。私立なら、それ以上受験できる場合も。
国によって受験事情が大きく違うことがわかりました。日本の大学入試制度も世界から見ると、ユニークな制度かもしれませんね。
北海道のJR江差線、2014年初頭に廃止へ
JR北海道は3日、2014年初頭をもって江差線木古内~江差間を廃止したい旨、沿線自治体に説明したことを発表した。
江差線木古内~江差間は廃止されることに(写真はイメージ)
江差線(五稜郭~江差間)は2015年度に予定される北海道新幹線新青森~新函館間の開業と同時に、五稜郭~木古内間がJR北海道から経営分離され、第3セクター化されることになっている。残る木古内~江差間は同社にとって飛び地の路線となることから、この区間への対応が喫緊の課題となっていた。
木古内~江差間では、JR北海道の発足当初より1日6往復12本の列車の運行を維持してきたが、過疎化や自家用車利用の増加、さらに高校の閉校や道立病院の移転などの要因で利用者の減少が続いていた。交通機関の1日1km当たりの平均輸送量を示す輸送密度は、1987年度の253人から昨年度は41人へと減少。同社の営業線区の中で最も利用が少ない線区となっていた。収支状況も厳しく、1,600万円の営業収入(2010年度)に対して経費は20倍以上を要しており、差し引き年間約3億円以上の赤字だという。
今後もトンネルや落石防護工、橋りょうなど老朽化した設備の維持管理に膨大な費用が見込まれることから、路線の維持は困難と判断した。同社は鉄道廃止後の交通手段の確保に関して、「できる限りご支援させていただき、より地域に適した交通手段の構築に協力して参る所存であります」と発表している。
北陸新幹線の新型車両E7系W7系は和のデザイン
JR東日本とJR西日本は4日、北陸新幹線の金沢開業に向けて新型新幹線車両を共同開発することを発表した。北陸新幹線長野~金沢間は2014年度末の開業を予定している。
北陸新幹線用新型車両のエクステリアイメージ(JR東日本提供)
新型車両E7系(JR東日本)・W7系(JR西日本)は12両編成で、北陸新幹線における営業最高速度は時速260km。車両のトータルコンセプトは「大人の琴線に触れる『洗練さ』と心と体の『ゆとり・解放感』」で、「洗練さ」「ゆとり・解放感」に共通するキーワード”和”をもとに、車両デザインのコンセプトを「”和”の未来」とした。
先頭形状は「ワンモーションライン」とネーミングされたシンプルな流線形で構成され、スピード感と精悍さを表現している。環境性能も考慮し、空気力学的な最適形状とするデザインを採用した。一方、車体上部に空色、車体色にアイボリーホワイト、帯に銅色・空色と、日本の伝統的な色使いも取り入れた。
東北新幹線E5系に続き、北陸新幹線用新型車両にもグランクラスを導入。12号車がグランクラス(定員18名)車両となり、フルアクティブサスペンションを採用して乗り心地も向上している。11号車はグリーン車(定員63名)、1~10号車は普通車(定員853名)となり、グランクラスとグリーン車の全席、普通車の窓側および車端部に電源コンセントを設置する。
(画像左から)グランクラス、グリーン車、普通車のインテリアイメージ(3点ともJR東日本提供)
すべての洋式トイレに温水洗浄機能付便座を設置し、改良型ハンドル形電動車いすに対応した多目的室や大型洋式トイレも設けるなど、サービス設備やバリアフリー設備も充実。地震発生時の安全対策として、ブレーキ性能の向上などブレーキ距離を短縮する対策も施された。北陸新幹線の新型車両に関して、JR東日本は2013年秋、JR西日本は2014年春にそれぞれ第1編成が落成予定となっている。
栃木県と福島県会津地方を結ぶ野岩鉄道、新キャラクター緑の鳥愛称公募
野岩(やがん)鉄道はこのほど、新キャラクターの愛称の公募を開始した。新キャラクターは鳥の姿をしており、自然豊かな緑をイメージして顔の一部や胸を除くほぼ全身が緑色。首にはマフラーを巻いている。やんちゃな男の子だが照れ屋の一面もあるとの設定。
愛称を公募している野岩鉄道の新キャラクター
同社は栃木県の新藤原駅から福島県の会津高原尾瀬口駅を結ぶ会津鬼怒川線を運営する第3セクター鉄道会社。新藤原駅で接続する東武鉄道、会津高原尾瀬口駅で接続する会津鉄道と相互直通運転を実施し、浅草~会津田島間の快速・区間快速や、東武日光駅・鬼怒川温泉駅から会津若松方面へ向かう「AIZUマウントエクスプレス号」なども運転されている。
愛称の応募は、ハガキにキャラクターの愛称名(ふりがな)と愛称についての簡単な説明、郵便番号・住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、および職業(学生の場合は学校名と学年)を書き、同社の「キャラクター愛称募集係」まで郵送。その他、メールでの応募も可能となっている。なお、ハガキ1枚またはメール1回の送信につき、1点の募集とする。応募数に上限は設けない。募集は9月1日より開始しており、締め切りは9月30日(当日消印有効、メールは必着)。応募者の居住地域は問わない。
選考の上、優秀賞1点には賞状および副賞(図書カード1万円分とクオカード1万円分)が送られる。同名の愛称での応募が複数の場合は抽選となる。さらに、応募者全員の中から抽選で5名に野岩鉄道一日フリー乗車券が当たる。