またミス、到着３分遅れる＝火災通報で住所間違い―東京消防庁

　

　

　　東京消防庁は２６日、東京都荒川区で発生した火災で、職員が住所を誤って出動を指令し、現場到着が約３分遅れたと発表した。初期消火で消し止められたため、到着の遅れによる影響はなかったという。

　　同庁によると、２５日午後６時４８分に「荒川区東日暮里１丁目」で火災の１１９番を受けたが、指令室の職員が誤って「荒川区荒川１丁目」で出動を指令した。火元の住人から通報を受け、住所を訂正したが、到着が約３分遅れたという。

　　部隊が現場に到着したときには、通行人が消火器で火をほぼ消し止めており、けが人はなかったという。

　　東京消防庁では今月、１１９番を受ける指令員の誤操作で、救急車の出動指令が５分近く遅れるトラブルが起きている。

　　東京消防庁の話　確認を怠り部隊の到着が遅れたことは絶対にあってはならない行為で、都民の皆さまに心からおわび申し上げます。重く受け止め、再発防止に努めます。