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エボラ終息の兆し遠のく リベリアで28日ぶりに発症を確認
西アフリカのリベリアでは、今月中旬まで4週間ほどエボラ出血熱の新たな感染が報告されていなかったが、同国保健予防省は20日、44歳の女性が新たに発症したと明らかにした。
エボラ出血熱が猛威をふるう西アフリカのリベリアでは、今月初めに58歳の女性患者が退院したのを最後に、28日間にわたって新たな感染者が出ておらず、同国保健予防省は「4月末までに新しい患者がでなければ終息宣言を行う」と公表していた。
しかし同省は20日、首都モンロビアに近い西部のコールドウェル自治区で、44歳の女性が発症したことを明らかにした。この女性は入院先の医療施設で治療を受けており、同国の感染対策チームは感染歴がある人物との性交渉が感染経路である可能性が高いとみている。
一方、世界保健機関(WHO)は今月18日現在で、エボラ出血熱に感染した患者が世界中で2万4701人、このうち死者については1万194人に達したと発表した。
西アフリカの流行3カ国に関する内訳を見ると、ギニアで感染者が3389人、死者が2224人、リベリアでは感染者が9526人、死者が4264人、シエラレオネでは感染者が1万1751人、死者が3691人となっている。
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HN:
上原健二
性別:
非公開
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