原発汚染水「法令限度より低い」 首相、流出問題で強調

　

　

　　安倍晋三首相は３日の衆院予算委員会で、東京電力福島第１原発２号機から汚染雨水が外洋に流出していた問題について「港湾外の放射性物質濃度は、法令で定める限度に比べて十分低いままだ。汚染水の影響は、第１原発の港湾内にブロックされている」との認識を強調した。

　　今夏に発表する戦後７０年談話に関連し「私は、歴史修正主義者では全くない。『戦後レジームからの脱却』という言葉が海外である種の誤解を生んでいる」と表明。その上で「戦後たくさんの仕組みができ、この仕組みを変えていくことが私たちの課せられた使命だ」と説明した。

　　民主党の長島昭久、維新の党の松野頼久両氏への答弁。