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地域の魅力を筋肉でアピール「写メンズ」とは
筋骨隆々の男たちが鍛え上げた筋肉とともに、京都丹波地域(京都府南丹、亀岡両市、京丹波町)の名所などをフェイスブック(FB)でPRしている。
「京都丹波・写メンズ」。女子目線で同地域の魅力を発信する「京都丹波・写ガール隊」に負けまいと意欲的に活動し、プロモーションビデオ(PV)も制作。メンバーは「面白おかしく、地域の魅力を筋肉でアピールしていきたい」と話している。
2013年5月に発足した写ガール隊の事務局を務めていた府南丹広域振興局企画振興室の中村友也さん(29)が、その年の夏、「女性が頑張っているんだから、我々も」と男性版の創設を検討。地域の運動クラブの仲間に話すと、「おもしろい」と賛同を得られ、8月に活動をスタートさせた。
現在のメンバーは、中村さんと教員、和雑貨職人、保津川下りの船頭、京丹波町職員の計5人。全員が体を鍛えていたことから、同地域の景勝地などで筋肉を披露した姿を写真に収め、FBに投稿するなどして情報を発信している。
琴滝(京丹波町)の岩場で腕相撲をしたり、日吉ダム(南丹市)の巨大なコンクリート壁前でポーズを決めたり、雪景色の中でタンクトップ姿になったことも。これまで30か所以上を訪れ、200枚以上の写真を投稿してきた。
「地元を愛する男たちが暑苦しくも本気で歌う姿を見てもらい、郷土愛を感じてもらおう」。PV制作は、そんな思いから始まった。メンバーがそれぞれ作詞、作曲、編集などを担当。今までに訪ねた保津峡や美山かやぶきの里(南丹市)などの名所をオリジナル曲「たいむかぷせる」とともに紹介している。
こうした活動は雑誌やテレビで取り上げられ、知名度も上がってきたという。メンバーは週2回、ジムに通うなどして筋肉を維持しているといい、中村さんは「僕らの活動で、京都といえば、京都丹波と言われるようになれば」と意気込んでいる。(大島渉)