沖縄・座間味島で慰霊祭、米軍上陸から７０年

　

　
　　７０年前の３月２６日、アメリカ軍が初めて沖縄の慶良間諸島に上陸し、沖縄戦が始まりました。最初の上陸地の一つ、座間味島では、慰霊祭が開かれました。
　　７０年前の３月２６日、アメリカ軍は、激しい艦砲射撃の後、慶良間諸島の島々に上陸し、沖縄戦が始まりました。沖縄戦では、およそ３か月に及ぶ激しい地上戦の末、県民の４人に１人が犠牲になったとされています。
　
　　最初の上陸地の一つ、座間味島では、２６日午前、戦没者を祭った平和之塔の前で、戦争体験者や遺族などおよそ１２０人が参列して慰霊祭が開かれました。座間味島や周辺の島々では、いわゆる集団自決が起きて、住民およそ６００人が犠牲になりました。
　
　　３月２６日は島の「慰霊の日」に制定されていて、島全体が鎮魂の祈りに包まれています。（26日11:35）