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統一地方選の前半戦、12日投開票 候補者ら最後の訴え
統一地方選の前半戦が12日に投開票される。選挙戦最終日の11日、候補者や政党幹部は各地で最後の訴えに声をからした。
10道県知事選のうち与野党が対決する構図となった北海道は、道政史上初の4選を目指す現職の高橋はるみ氏(61)と、フリーキャスターで新顔の佐藤のりゆき氏(65)の一騎打ちだ。
自民党道連と公明党道本部が推す高橋氏は、選挙戦の大半を札幌以外での遊説にあててきたが、11日は札幌市内で演説。JR札幌駅前では「全道で温かく励ましてもらえた。桜の季節は北海道に迫っている。道民とともに『はるみの春』を迎えたい」と訴えた。自民党の谷垣禎一幹事長が応援に駆けつけ、「経験のある高橋氏なら夢を実現できる」と支援を呼びかけた。
「4選阻止」を合言葉に野党の支援を受ける佐藤氏も、この日は札幌市内でマイクを握った。訴えの大部分を「脱原発」に費やし、市営地下鉄東札幌駅前での街頭演説では「(北海道電力)泊原発の再稼働はしない。現職候補との大きな違いだ」と強調。高橋氏を「軍艦」に例え、「私の『手こぎ船』をみなさんでこいでほしい」と声を上げた。
一方、32年ぶりに現職と新顔の一騎打ちとなった神奈川では、候補者2人が買い物客らでにぎわう横浜駅周辺で火花を散らした。
自公と民主などが相乗りして推す現職で元キャスターの黒岩祐治氏(60)は11日夕、駅西口で通行人らに駆け寄り、握手を求めた。積極的に写真撮影に応じ、街頭演説は少なめにした。共産党が推薦する新顔で元神奈川労連副議長の岡本一氏(69)は、ほぼ同じ時間帯に駅東口で街頭演説。教育や社会福祉など黒岩氏の県政運営を批判し、「知事が県民の方を向いていない」と批判した。
知事選はほかに福井、三重、奈良、鳥取、島根、徳島、福岡、大分で実施。41道府県議選、5政令指定市長選、17政令指定市議選も12日に投開票される。