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女性切断遺体、女2人に有罪=懲役12年と5年―宮崎地裁

 女性切断遺体、女2人に有罪=懲役12年と5年―宮崎地裁

 

  宮崎市のアパートで2013年、無職沢木友美さん=当時(27)=の切断遺体が見つかった事件で、殺人や死体損壊・遺棄などの罪に問われた無職金丸真菜実(24)、同阿部祐美(23)両被告の裁判員裁判の判決が30日、宮崎地裁であった。滝岡俊文裁判長は金丸被告に懲役12年(求刑懲役14年)を言い渡し、阿部被告については殺人のほう助にとどまると判断、懲役5年(求刑懲役12年)とした。

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六本木ヒルズ「春まつり」4/3-5…親子で楽しめるワークショップなど

 六本木ヒルズ「春まつり」4/3-5…親子で楽しめるワークショップなど

 六本木ヒルズは4月3日~5日に「春まつり」を開催する。子どもから大人まで参加できるワークショップのほか、和太鼓と三味線の演奏など日本文化を感じられるスペシャルステージ、お花見ができるオープンガーデンなどを楽しめる。
 
  毎年恒例の六本木ヒルズ春まつりが今年も開催される。今年は六本木ヒルズアリーナの会場内に人工芝が敷かれ、桜の木の装飾が出現。春まつり期間限定の飲食メニューの販売、子どもが遊べる屋台が出揃い、ひと味違ったお花見が楽しめる。
 
  体験型・ワークショップ屋台では、ヘアアレンジやストレッチといった美と健康を追求するワークショップ、アルバム作りなど、子どもから大人まで参加できる(ワークショップによって年齢制限あり)。
 
  また、和太鼓と三味線の演奏、武将隊のパフォーマンスなど日本文化を感じられるスペシャルステージ、人気キャラクターショーもある。
 
 ◆六本木ヒルズ春まつり2015
 日時:2015年4月3日(金)17:00~20:00、4日(土)と5日(日)12:00~18:00
 会場:六本木ヒルズアリーナ、毛利庭園周辺
 参加費:入場料は無料、ワークショップによって参加費がかかる

川内1号機で使用前検査=審査原発で初、「厳格に」―規制委

 川内1号機で使用前検査=審査原発で初、「厳格に」―規制委

 

  原子力規制委員会は30日、九州電力川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)で、再稼働に必要な使用前検査を開始した。原子力規制庁の大場国久首席原子力施設検査官は、九電社員を前に検査の説明をした上で、「厳格に実施する」と述べた。

  新規制基準に基づき審査が行われている原発で、規制委が使用前検査を行うのは初めて。九電は、順調に進めば7月初旬にも原子炉を起動できるとみている。

農相決定の公正性疑問視 辺野古移設で沖縄知事

 農相決定の公正性疑問視 辺野古移設で沖縄知事

 

  沖縄県の翁長雄志知事は30日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部での沖縄防衛局に対する作業停止指示の効力を一時的に停止した林芳正農相の決定に対し、公正性に疑問を投げ掛けた。「国(防衛局)が申し立て、農林水産省が審査する対応は、審査が公平公正に行われたのか理解できず、残念だ」と述べた。県庁で記者団に語った。県は今後、移設阻止に向け新たな対抗策を練る。

  夏ごろにも辺野古沿岸部埋め立てに着工したい防衛局は、海底ボーリング調査などの作業を継続する。

フィリピン沖で発見 戦艦「武蔵」はだれのもの?

フィリピン沖で発見 戦艦「武蔵」はだれのもの?

 これまで1番艦「大和」はアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の影響で広く知られている一方で、2番艦「武蔵」の知名度は低いものでしたが、今はちょうど日本では軍艦を擬人化したブラウザゲーム「艦これ」が流行中で、戦艦「武蔵」のことを知っている人が大勢いたのです。そんな最中に「武蔵」発見の一報は熱烈な歓迎をもって迎えられました。

 しかし発見したとはいっても「武蔵」の船体は引き裂かれている上に、深さ1000mの海底では大規模な引き揚げは物理的に不可能です。引き揚げができるとしても一部の部品や、発見できれば乗組員の遺骨を回収するという作業になります。遺族の中には沈没船を墓標と捉えて一部であっても引き揚げに反対する声もあり、意向を尊重しつつ一部引き揚げが実施できたとしても、今度は「武蔵」の所有権という問題が出てきます。

 基本的には沈んだ軍艦は所属していた国の所有物になるのですが、日本は太平洋戦争の敗戦後に進出した現地から撤収する際に資産を全て放棄しているので、沈没船もこれに該当するという捉え方があります。また戦争で生じた多数の軍艦と輸送船の沈没船は航路を塞ぎ、講和条約で撤去する費用と人員を日本が提供することを求められました。戦後賠償として各国と協定が結ばれ、沈没船は日本の責任として引き揚げられ解体し、得た屑鉄を売った代金は賠償金として納められました。

 この引き揚げ作業は完了済みで戦後賠償も払い終えているので今この協定を持ち出しても効力はありませんが、しかしこういった経緯がある以上、戦艦「武蔵」は日本の所有物だとフィリピン政府に強く言うことはできないのです。フィリピンは太平洋戦争最大の激戦地で、最も多数の艦船が沈んだ場所なのです。

 また武蔵の沈没地点は公表されていないのですがフィリピン領海である可能性が高く、所有権はともかくとして管理権はフィリピン政府にあります。武蔵の備品を引き揚げた際の取り扱いは発見者のアレン氏とフィリピン政府、日本政府が協議することになるでしょう。揉めた場合は裁判になりますが、日本とフィリピンの関係は良好で資産家のアレン氏は強く所有権を主張しないと表明済みなので、三者が納得のいく結論が出ると期待します。

(JSF/軍事ブロガー)

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