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自民・片山さつき氏が理事懇遅刻 野党、徹底追及の構え

 自民・片山さつき氏が理事懇遅刻 野党、徹底追及の構え

 

  参院外交防衛委員会の片山さつき委員長(自民党)は30日昼の理事懇談会に数分遅刻した。野党側は退席し、理事懇開催は見送られた。片山氏は31日の理事懇で謝罪する意向を記者団に表明したが、野党側は「これまでも問題が相次いでおり、謝罪だけでは済まされない」と追及する構えだ。

  片山氏は理事懇前に欧州連合(EU)欧州議会幹部と面会していたため遅刻したと記者団に説明した。「理由はどうであれ、遅れない方が良いに決まっている」と釈明した。

  片山氏は昨年9月、噴火した御嶽山の監視体制が民主党政権下で縮小されたとの趣旨をツイッターに投稿。後に事実誤認だったとして削除し、謝罪。

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女性上司からも被害=初のマタハラ実態調査-支援団体

 女性上司からも被害=初のマタハラ実態調査-支援団体

  マタハラ被害の調査結果を発表する「マタハラNet」代表の小酒部さやかさん=30日午前、厚生労働省

   企業が妊娠、出産した従業員に不利益な待遇をするマタニティーハラスメント(マタハラ)の被害者支援に取り組む民間団体「マタハラNet」は30日、初めての実態調査の結果などをまとめた「マタハラ白書」を発表した。女性の上司や同僚からの被害も多く、「加害者は男女を問わない」と指摘している。
  調査は1月、同団体のウェブサイトを通じて実施。マタハラ被害を受けた経験のある22~72歳の女性186人から有効回答があった。
  マタハラを受けた相手(複数回答可)で最も多かったのは「直属の男性上司」で99人(53.2%)。「人事部門」「男性の経営層」が各44人(23.7%)で続き、「女性上司」との回答も41人(22.0%)あった。「同僚」では女性が34人(18.3%)で、男性の2倍に上った。
  被害について職場の同僚や上司、人事部門に相談した人は86人いたが、複数回答で「解決した」という人は12人(14.0%)のみで、48人(55.8%)は「放置された」と回答。「余計に傷つく言葉を言われた」「不利益をより強要された」と答えた人も各10人以上いた。
  具体的には、女性上司から「わたしの管理下で妊娠されるのは困る」「子供は1人で十分でしょ」と言われたり、人事部門に「子供が理由なら何でも許されると思うな」と対応を断られたりしたとの回答があったという。

フジテレビに賠償命令 事件報道で名誉毀損

 フジテレビに賠償命令 事件報道で名誉毀損

 

  フジテレビの報道で名誉を傷つけられたとして、傷害致死罪で実刑が確定した女性受刑者が同社に損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は30日、一部で名誉毀損があったとして20万円の支払いを命じた。

  受刑者は、養育していた女児=当時(3)=を暴行して死なせたとして2011年8月に逮捕された。判決によると、フジテレビは逮捕翌日のニュースで、受刑者が家族に警察への受け答えの内容を指示していたと報道した。

  松本利幸裁判長は、この報道は事実でなく、裏付け取材が不十分だったと判断した。

  フジテレビは「主張の一部が認められず遺憾だ」とコメントした。

千葉県がんセンター 腹腔鏡手術で死亡、第三者検証委が報告書案

 千葉県がんセンター 腹腔鏡手術で死亡、第三者検証委が報告書案

 
  千葉県がんセンターで腹腔鏡を使った手術でがん患者が相次いで死亡した問題で、第三者検証委員会が「診療の大半に何らかの問題があった」とする最終報告書案を公表しました。JNNの取材に遺族が胸中を明かしました。
  「お父さんだけど、看護師さんから連絡が入って、明日10時前にお父さんの部屋に来てくれと。じゃあ切るよ」
 
  留守電に残る男性の声。腹腔鏡を使った手術で死亡した58歳の男性が2008年11月、手術の前日に残したものです。男性は胃がんを患っていましたが、がんセンターが作成した診療計画書では、「順調に経過すると約2週間で退院」とされていました。しかし、手術の後の縫合が不十分で、男性は手術直後から痛みを訴え、翌日には再手術。その最中に心停止となり、意識が戻らぬまま、およそ5か月後に死亡しました。
 
  「墓参りに行くたびに『お父さん、ごめんなさい、ごめんなさい』と謝っています」(死亡した男性の妻)
 
  男性の遺族は、「腹腔鏡を使った手術のリスクや他の選択肢の説明はなかった」と話します。
 
  「メリット、デメリットという話はなかった。最初からそれ(腹腔鏡手術)1点」(死亡した男性の息子)
  「腹腔鏡だったら早めに回復するし、『手術の次の日には歩けますよ』と」(死亡した男性の妻)
 
  この男性を手術した医師の技術について第三者検証委員会は、「腹腔鏡下手術を安全に実施できる水準に至っていなかった」などと問題点を指摘しました。
 
  「どこか一つ道が違ったら、お父さんは生きていたんじゃないかと・・・」(死亡した男性の息子)
 
  今回、検証の対象となったのは、この男性のケースを含め、「千葉県がんセンター」で腹腔鏡を使った手術を受け、その後死亡したがん患者の男女11人。最終報告書の案では、技量不足だった58歳の男性のケースの他にも、手術に問題があったケースや腹腔鏡を選択した判断に問題があったケースもあったと指摘。また、11人中8人は、技術力があるとされるベテラン医師が担当していましたが、「安全配慮が十分でなかったと考えられる」などとしました。
 
  「(死亡した8人を担当した医師は)それなりの技術がありながら、(患者が)死亡している。日本の医療機関はほとんどそう。状況をみんなで共有していない」(第三者委の会見)
 
  「こちらが一方的に苦しみが続くのは、こういう連鎖は、もう断ち切ってほしいですね」(死亡した男性の息子)
 (30日18:39)

元交際女性の裸写真を投稿=リベンジポルノ容疑で男逮捕―北海道警

 元交際女性の裸写真を投稿=リベンジポルノ容疑で男逮捕―北海道警

 

  元交際相手の裸の写真をツイッターに投稿したとして、北海道警札幌東署は30日、リベンジポルノ防止法違反の疑いで大学生の千葉慎太郎容疑者(22)=札幌市手稲区前田八条=を再逮捕した。「今付き合っている彼氏に嫌がらせをしたかった」と話し、容疑を認めているという。

  逮捕容疑は1月19日、同市に住む元交際相手の女性(22)の裸写真計3枚をツイッターに掲載した疑い。

  同署によると、千葉容疑者は友人を介して女性と知り合い、2014年1〜9月交際していた。掲載された画像は女性が発見し、今年1月22日に同署に相談した。

  千葉容疑者は今月9日、女性と交際している男性(22)が、女性にストーカー行為をしているとウェブサイトに書き込み、名誉毀損(きそん)容疑で逮捕され、30日起訴された。

HN:
上原健二
性別:
非公開
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