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東京都、教員採用説明会を3・4月実施
東京都は、平成27年度の公立学校教員採用候補者選考(28年度採用)の受験を考えている人を対象とした説明会を3月と4月に開催する。都庁会場のほか、大阪と名古屋、神戸、福岡、仙台の地方会場も設ける。参加するには事前申込みが必要。
説明会では、東京都が求める教師像と教員採用の現状、選考実施要綱を伝えるほか、東京都の現役教員によるパネルディスカッションを予定している。
学生だけでなく社会人も参加しやすいように、開催日時は休日の午前と午後、平日の夜間とさまざまな時間帯を設定している。
説明会に参加するには、電子申請による事前申込みが必要。利用者IDを持っていない場合は、東京都公立学校教員採用案内Webサイトの申請・届出メニュー画面より利用者登録を行う。
◆東京都公立学校教員採用候補者選考説明会
【都庁会場】
日時:3月27日(土)10:00~12:00、14:00~16:00、3月29日(日)10:00~12:00、14:00~16:00、
4月7日(火)19:00~20:30、4月8日(水)19:00~20:30、4月29日(水・祝)10:00~12:00、14:00~16:00の全8回
会場:都庁会場(都庁第一本庁舎5階大会議場)
募集人数:各回600名程度
締切:開催日前日の17時(ただし4月7日と8日の説明会は開催日当日の正午)
参加費:無料
申込方法:電子申請による事前申込み
【地方会場】
会場と日程:
4月4日(土) 大阪会場(TKPガーデンシティ大阪梅田)
4月5日(日) 名古屋会場(TKPガーデンシティ名古屋新幹線口)
4月11日(土) 神戸会場(TKP三宮会議室)
4月12日(日) 福岡会場(TKP博多駅前シティセンター)
4月18日(土) 仙台会場(TKP仙台カンファレンスセンター)
時間:14:00~16:00
参加費:無料
申込方法:電子申請による事前申込み
感性豊かな作品「虹の家」絵画展 知的障害者の子どもたち活動
福井県鯖江市水落町2丁目の「放課後等デイサービス 虹の家」に通う知的障害の子どもたちの作品展が、同市まなべの館で開かれている。クレヨン画や切り絵など個性の光る作品約130点が並ぶ。31日まで。 「虹…[記事全文]
通行人100人、突然ラジオ体操…驚く観光客
埼玉県川越市の中心市街地にある「大正浪漫夢通り」で28日、約100人の通行人が一斉にラジオ体操をするパフォーマンスが披露され、観光客たちを驚かせた。
街角で突然、歌や踊りを集団で仕掛けるサプライズパフォーマンス「フラッシュモブ」の一種で、川越青年会議所が「元気な川越を全国に発信しよう」と企画した。
この日、同市内は5月の連休まで続く「小江戸川越春まつり」の開幕日で、通りは大勢の観光客でにぎわっていた。約550匹のこいのぼりの下で談笑していた大学生や小中学生たちが音楽を合図に突然、ラジオ体操を始めると、観光客は驚いた様子で写真を撮ったり、中には一緒に体操したりする人もいた。
同会議所の斉藤博広報委員長は「誰もが知っているラジオ体操を見せることで、川越に愛着を持ってもらえれば」と話し、今後、インターネットの動画サイトで映像を公開するという。
桐生選手が男子100mを9秒87で優勝! 米テキサスの陸上大会
米テキサス州で開催中の陸上競技大会に参加していた桐生祥秀選手(東洋大)が、現地時間28日に行われた男子100mの決勝に出場し、9秒87で優勝の快挙を成し遂げた。
ただし、2.0メートル以上の追い風があった場合は参考記録とされ、今回は追い風が3.3メートルだったため、公認記録とはならない。
<学習支援>貧困児童にも「eラーニング」活用 NPO法人
子どもの学力向上に取り組む東京都大田区のNPO法人「ユースコミュニティー」は、生活保護世帯など貧困家庭の子どもの学習支援として、パソコンを使って学ぶ「eラーニング」の学習教室を開いている。教材は算数、国語、英語の3教科で、アニメーションを使って取り組みやすく工夫する。専門講師を配置する必要がなく、生活保護世帯などの子どもが気軽に学べる場として注目されている。
学習教室は、2012年から大田区内のカフェなどで開く。教材は13年から教育ITベンチャー会社「すららネット」(東京都千代田区)が制作したソフトを使う。回答に基づき子ども一人一人がどの段階でわからなくなったのかを自動的に判断し、能力に応じて教える内容を変える。パソコンを貸し出し、自宅でも学習できる。学習結果は講師がパソコンで見られるため学習計画も立てやすい。
大田区内の教室の費用は、生活保護世帯の子の場合は区から被保護者自立促進事業経費が家庭に支給され、負担はない。
同区のカフェの教室は週2回。閉店後、小学6年から中学3年まで約10人が集まる。それぞれ端末を開き、黙々と問題に取り組む。数人のボランティアが巡回し、分からなければすぐに相談に乗る。中2の女子生徒(14)は「間違えるとヒントがでるのでわかりやすい。学校ではこういうことをしないし、プリントよりもやりやすい」と喜ぶ。
同NPOの浜住邦彦代表理事(45)は「貧困家庭の生徒は親に余裕がなく、塾に通えなかったり、勉強が分からなくて不登校になったりするケースもある。教材を使えば効果的に学習できるし、場所も工夫して、胸を張って通っていると言える」と狙いを話す。
すららネットは宮城県や福岡県など各地でNPOを支援している。湯野川孝彦社長(54)は「先生が足りなくても、子どもとのコミュニケーションが得意なボランティアがいれば、eラーニングは活用できる」と話している。
国は生活保護世帯の子どもが大人になって再び生活保護を受給する貧困の連鎖防止を掲げている。しかし、全日制高校への進学率は67.6%、大学進学率は19.2%にとどまっているのが現状だ。【柴沼均】