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【試乗レビュー】トヨタ『Vitz RS“G’s”』VSシボレー『SONIC NAVI+α』走りにこだわった日米スポーツコンパクト対決
最近のコンパクトカーは、安全性能や環境性能だけでなく、走りそのものを楽しめるスポーティーなラインアップが充実してきた。今回は、その代表格とも呼べる2台をピックアップした。
2014年1月から6月までの新車販売台数ランキングを見ると、1位がトヨタ『アクア』、2位トヨタ『プリウス』、3位ホンダ『フィット』だった。3車に共通するのは、FFの2BOXカーでハイブリッド車であること。FFのBOXカーというと、これまではコンパクトで、スポーティーなクルマというイメージだったが、最近は、低燃費のファミリーカーが主流だ。
ところが最近、かつてのFFスポーツのイメージを追い求めたモデルが少しずつ登場し始めている。それも国産車より輸入車のほうからだ。彼らは、“日常の足”としてのコンパクトカーにもスポーティーな走りを求め始めたのだ。
国産車も一時期は、スポーツコンパクトの開発に力を入れていたが、燃費追求の流れの中で“エコ”一辺倒のクルマ造りになった。しかし、エコ技術の開発も一段落し、ハイブリッドカーの完成度が高まったことで、新たな挑戦を始めた。これがコンパクトスポーツハッチの復活につながったのだ。
◎ノーマル車より燃費が上だった『Vitz RS“G’s”』の高い完成度
トヨタは、これまでガズー・レーシングが『Vitz』をベースにしたターボモデルなどを限定で発売してきた。そして、今春のマイナーチェンジでは、ガズー・レーシングのドライバーが開発に携わった『G’s』を本格的にカタログモデルとして発売。既存のスポーツモデル『RS』に、さらに専用チューニングを施し、ヘッドランプやグリルなど外観にも独自のデザインを採用したことで、ノーマルの『Vitz』とは、かなり異なる印象に仕上がっている。
パワーユニットやミッションなどは、ノーマル車と同一性能だが、車体各部の補強などの効果か、キビキビしたハンドリングを楽しませてくれる。試乗時の実走燃費は12~18km/Lで『RS』のカタログ燃費を上回る時もあった。
車両本体価格は204万4145円で、『RS』との差はわずか21万円。かなりお買い得といえるだろう。
◎世界各地で共同開発されたGMの世界戦略車『SONIC』
一方、シボレー『SONIC』は現行モデルが2011年に日本に投入された。新生GMの北米、欧州、アジアの各拠点で共同開発したことで、グローバルスタンダードをクリアしている。…