ドルト・ロイス、練習試合で実戦復帰 ツォルクＳＤは移籍の噂に「何もない」

　

　　ドルトムントＭＦマルコ・ロイスは、１７日に行われたステアウア・ブカレストとの練習試合で実戦復帰を果たした。ミヒャエル・ツォルクＳＤ（スポーツディレクター）は、移籍も噂される同選手に関して新たな動きは何もないと主張している。

　　ロイスは１１月２２日に行われたブンデスリーガ第１２節パダーボルン戦で右足首のじん帯を断裂。その後のリーグ前半戦５試合は欠場を強いられた。

　　スペインでキャンプ中のドルトムントは１７日にアリカンテで練習試合を行い、ロイスはこの試合に先発して前半４５分間プレー。試合は後半にＭＦヤクブ・ブワシュチコフスキが１点を奪ってドルトムントが１－０で勝利を収めている。

　　ドルトムントとは２０１７年までの契約を残しているが、２５００万ユーロが支払われれば移籍できる条項が盛り込まれていると言われるロイス。Ｒマドリードなどへの移籍が以前から盛んに噂されている。だがツォルクＳＤはドイツ『ビルト』のインタビューに対し、ロイスの状況について次のように述べた。

　　「私はもう何年も、毎週のようにそういう噂と付き合ってきたが、基本的に何もコメントすることはない。新しい状況は何もない。我々はマルコ・ロイスと長く仕事をしていきたいと思っている」

　　スペイン『アス』は、アリカンテでの試合後にファンからサインを求められたロイスが、Ｒマドリードのユニフォームにもサインをしていたと伝えている。(Goal.com)