今大会初ゴールの香川「みんなに支えてもらっている」

　

　　サッカー・アジア杯第１２日（２０日、日本２－０ヨルダン、豪州・メルボルン）２連覇を目指す日本代表は、ＦＷ本田圭佑（２８）＝ＡＣミラン＝が、３試合連続となるゴールを奪うと、ＭＦ香川真司（２５）＝ドルトムント＝が大会初ゴールを挙げ、ヨルダンに２－０で快勝。３連勝を飾り、Ｄ組１位で１次リーグを突破した。日本は２３日、準々決勝でＵＡＥと対戦する。

　　香川は後半３７分、左サイドを突破した武藤からグラウンダーのクロスが入ると、中央へ走り込みながら右足で蹴り込み今大会初ゴールをマークした。貴重な追加点を挙げた香川は「武藤がすごく良いボールをくれたし、最後まで見てくれたので良かったです。みんなに支えてもらっているなと思うし、チームが勝つことが何よりも大事なので、次の試合も勝てるように頑張りたいと思います」とチームメートに感謝した。試合では本田とともに攻撃をけん引。「動きを落とさずに　前線の３人がうまくコンビネーションでチャンスを作っていたので、それに絡んでいこうと思っていました」と連携面での向上に自信を見せた。３戦全勝で決勝トーナメント進出を決めたが「まだまだ詰めないといけないところがたくさんありました」と初ゴールにも浮かれず、気を引き締めていた。

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