パレルモ会長、ディバラへのマンＵからのオファー断る

　

　　パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長が、マンチェスターＵからＦＷパウロ・ディバラに対するオファーがあったものの、１月の放出はできないと断ったことを明らかにした。

　　今季のセリエＡで９得点を挙げているディバラを高く評価しているザンパリーニ会長は、かつてパレルモでプレーしたパリサンジェルマンＦＷエディンソン・カバーニにも比肩する逸材だと話している。

　　アーセナルやリバプールからの関心も報じられているディバラについて、ザンパリーニ会長はシーズン後に手放す覚悟があるようだ。だが、１月に売るつもりはないと強調している。イタリア『Ｒａｉ　Ｒａｄｉｏ２』のインタビューでのコメントを、複数メディアが伝えた。

　　「多くのチームがディバラを求めてきた。だが、イタリア以外のクラブばかりだよ。マンチェスターＵがその一つだ。彼らには、現時点で彼は売りに出していないと答えた。半年後にまた話そうと」

　　「私にとって、ディバラは今のヨーロッパで最高のアタッカーなんだ。その価値は４０００万ユーロ以上だよ」

　　一方で、ユベントスの関心が噂されるＭＦフランコ・バスケスについては、放出を否定している。

　　「彼をユベントスに売ることはない。彼は売りに出していないんだ。（ユーヴェのジュゼッペ・）マロッタＧＭ（ゼネラルマネジャー）にもそう言った。それに、バスケスは契約を延長したばかりだ」(Goal.com)