モンテッラ「クアドラードは３５００万ユーロ」 交渉には応じない構え

　

　　フィオレンティナのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、チェルシーへの移籍が盛んに噂されるMFフアン・クアドラードに関して、契約解除金の満額が支払われない限り放出には応じないという姿勢を崩していない。

　　クアドラード本人はチェルシー行きに前向きとも伝えられるが、指揮官は同選手を安売りするつもりはないようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』に対して次のように語った。

　　「クアドラードがチェルシーへ行きたいと言ったことはない。いずれにしても、私はもちろん彼がフィオレンティナに残ることを望んでいるよ」

　　「状況は非常に単純なものだ。彼の契約には３５００万ユーロの契約解除金が設定されている。その金額を支払うクラブが出てきた場合のみ彼は移籍することができる」

　　もしチェルシーに移籍したとすれば活躍できることは疑っていないようだ。

　　「彼の能力は完璧にイングランドのサッカーに適している。攻守の切り替えが抜群で、（ジョゼ・）モウリーニョのためには完璧だろう。いずれにしても、彼との間でそういう話はしていない」

　　「チェルシーは彼の代理人と話をしたのだと思うが、それ以上は何とも言えない。彼の様子はどうかって？　ここでのプレーを楽しんでいるよ」(Goal.com)