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解任眼中になし!アギーレ監督、八百長疑惑の地スペインへ出発 (1/2ページ) - サッカー - SANSPO.COM(サンスポ)
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サッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)が29日、休暇のため羽田空港発のルフトハンザ機で自宅のあるスペイン・マドリードへ出発した。八百長関与疑惑で検察当局から告発されている“渦中”に戻る形だが、指揮官は満面の笑み。スペインの裁判所による告発受理がなされ、出頭要請が届く可能性もある中、再来日後の3月に向けて強化策を練るなど、“解任騒動”など眼中にない、といわんばかりの出国となった。
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夫人のシルビアさんらを伴い空港に現れたアギーレ監督は、日本協会のスタッフと笑顔で握手を交わし、出国ゲートに向かった。報道陣にも「お疲れさま」とほほえむ“余裕”の立ち居振る舞い。手を振りながら旅行客の花道を抜け、自宅のあるスペインへ飛び立った。
約1カ月のバカンスを過ごし、3月のJリーグ開幕前に再来日する予定だが、八百長疑惑で告発されている身。2月には現地の裁判所から出頭要請が届く可能性もあり、スペインの報道陣は“渦中の人物”の到着を手ぐすねを引いて待っている。これが最後の日本での姿となってもおかしくない。にもかかわらず、疑惑の“発信地”に乗り込む姿は堂々たるものだった。
協会幹部に、今後のチーム強化を熱く語っていたことも判明した。日本協会の霜田正浩技術委員長(47)は、前日28日に行われた大仁邦弥会長(70)へのアジア杯の報告会の内容に初めて言及。「ここでは話しきれないくらい。今後についても話しました」と明かした。
関係者によると、12年ロンドン五輪での4強に貢献した柏のFW大津祐樹(24)やG大阪FW宇佐美貴史(22)をリストアップしているという。アジア杯で露呈した決定力不足の解消へ、3月の国際親善試合では、前線を中心としたチーム刷新という具体的な構想を描いている。
ただ、日本協会の大仁会長は告発受理が確認され次第、監督の処遇を含めた方針を説明する意向を明かしている。早くも「次」へ動き出す指揮官だが、続投への自信とは裏腹に帰郷中に事態が進展する可能性も十分にある。