履正社、シュート８本も…２大会連続で８強止まり

　

　　第９３回全国高校サッカー選手権大会準々決勝（５日、履正社０－１星稜、駒場）履正社は２大会連続で準々決勝の壁にはね返された。ボール保持で優位に立ち、相手の倍に当たる８本のシュートを放ったが、ゴールは射抜けなかった。主将の小川明は「何かが足りなかったということ。１年間、考えてきたつもりだったけど」と言葉を絞り出した。

　　前回大会の主力の大半が残り、今季はプレミアリーグ関西で優勝。完成度の高いチームを築いてきたが、一発勝負のトーナメント戦で勝負強さを発揮できなかった。平野監督は「見えない壁ではなく、明らかな課題がある」と手厳しかった。（共同）

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