ＭＬＳ、ＭＶＰ賞を「ランドン・ドノバン賞」に改称することを発表

　

　　ＭＬＳは１５日、昨年限りで現役を引退した元ロサンゼルス・ギャラクシーＦＷランドン・ドノバンを記念して、リーグＭＶＰ賞の名称を「ランドン・ドノバンＭＶＰ賞」と名づけることを発表した。

　　ドノバンはＭＬＳのサンノゼ・アースクエイクスおよびＬＡギャラクシーで計１４シーズンにわたってプレーし、昨年のＭＬＳカップ制覇を最後に現役を引退。通算６度の年間優勝に加えて、いずれも歴代最多記録の１４４ゴールと１３６アシストを記録した。

　　アメリカ代表でも歴代最多のゴールおよびアシストを記録したレジェンドは、ＭＶＰ賞にその名を残す形で業績が記念されることになった。

　　１９９６年のＭＬＳ開幕以来設けられているＭＶＰ賞は、冠スポンサーにより２００７年まではホンダＭＬＳ　ＭＶＰ賞、以降はフォルクスワーゲンＭＬＳ　ＭＶＰ賞と呼ばれていた。

　　ドノバン自身も２００９年にＭＶＰを受賞。昨年はＬＡギャラクシーＦＷロビー・キーンが選出された。過去に２度受賞したのは元アメリカ代表ＦＷプレキただ一人となっている。

　　「この権威ある賞に自分の名前がつけられるのは本当に想像もできないことだ。コミッショナー、ＭＬＳ、これまでサポートしてくれたすべての人々に感謝したい」とドノバンはコメントしている。(Goal.com)