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巨人原監督の”朝令暮改”は非難されるべきか
(写真:AP/アフロ)
■原監督は批判されるべきなのか?
プロ野球が開幕して広島カープ・黒田投手の男気が話題になっています。一方で球界の盟主であるジャイアンツ(読売巨人)は話題が乏しく、視聴率が低迷中とのこと。せっかく、盛り上がる状態に球界の盟主も話題のひとつくらいないものか……と思えたタイミングで起きたのが、阿部慎之助選手のポジション変更。今季から一塁にコンバートしたばかりだったのに、すぐに捕手でスタメン起用したのです。
「99%捕手に戻さない。だから慎之助(阿部選手)はこのキャンプにキャッチャーミットを持ってきていない。こちらが中途半端な気持ちでは、彼に対して失礼に当たります」
と原監督は強い決意を春のキャンプで語っていました。それから、1カ月も経たないうちに、まさかの捕手としての起用。この件については、ファンもアナウンスを聞いてどよめいた様子。中には「朝令暮改じゃないの?」と批判する声も聞かれました。すると、それを聞いて
「監督だって上司だって、朝令暮改なんて当たり前でしょ」
と反論する人たちがいました。外資系企業に勤務して15年目になるDさん。経営トップが変われば、方針が変わるのは当たり前。さらに本国の方針やグローバルな市場環境、社内の力関係で経営方針が「コロコロ」と変わることを頻繁に経験。ゆえに朝令暮改と揶揄される原監督の采配など、批判の対象にもならないと強く感じたのでしょう。
それにしても、朝令暮改とは会社組織では当たり前なのか? それとも悪いことなのでしょうか?
そもそも朝礼暮改とは、命令や政令などが頻繁に変更されて安定しないこと。朝、出した指示が夕方にはも
続きは東洋経済オンラインにて