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生涯年収「0円妻」、週3パートで「1620万円」逸失との試算
■月5万円、妻のパート収入の絶大なる効果!
「私(妻)の収入は大したことありませんので……」
「妻の収入は小遣い程度ですから、あまり考えなくて結構です」
家計診断をしていると、妻のパート収入に対して、謙虚に話される方が少なくありません。
ところが、です。
妻のパート収入を侮ることなかれ。家計を強くするに十分なパワーを持っているのです。
断言しましょう。
月5万円のパート収入でも家計は見違えるほど変わります!
たかが5万円、されど5万円。
時給900円の仕事を週3日各5時間くらいやれば月5万円はゲットできますから、職種にもよりますが、労力としてはそれほどハードなものではないでしょう。
では、いくつか前提を置いて試算をしてみましょう。
(1)パート収入の合計
仮に33歳から60歳までの27年間、月5万円パートをコツコツと続けたとしましょう(子供が小さくても保育園などに預けられれば週にのべ15時間程度の勤務は可能という設定)。年間60万円(月5万円×12カ月)の給与収入であれば、現状の制度では税金も社会保険料もかからないので、まるまる手元に残ります(夫の扶養である前提)。
ということは、
60万円×27年=1620万円 家計に入る計算です。
1000万円単位で家計に影響するわけですから、この単純計算だけでも家計に大きく貢献することはお分かりいただけると思います。本当に、塵も積もれば山となるのです。これらを無駄遣いしては元も子もありませんが、後述するように有効利用すれば、家族全員の幸福度は確実アップするに違いありません。
■子供2人分の大卒までの教育費を払える
(2)住宅ローンの繰上返済
妻の月5万円のパート収入を、全額住宅ローンの繰上返済にあてるとしましょう。
「繰上返済」とは、毎回の決まった返済とは別に、元金を前倒しで返していくことをいいます。繰上返済した額に相応する利息の支払いがなくなることで、住宅ローンの総返済額を落とす効果があるのです。
住宅ローンの前提は、借入額2500万円、適用利率2%(全期間固定)、借入期間30年としましょう(月返済額9万2405円、総返済額3326万5753円、ボーナス返済なし)。
ここに年1回60万円の繰上返済を実行していきます。
仮に10年続けると(つまり、約600万円を繰上返済する)、支払わなくていい利息総額は約303万円にもなります。返済期間は8年ほど縮まる計算です。
さらに、続けて15年間繰上返済を続ければ(約900万円の繰上返済)、利息軽減効果は約350万円にもなります。…