衣服の洗濯表示、来年１２月から国際規格に合わせ一新

　

　
　　国内で販売されている衣服についている、アイロンマークやドライクリーニングなどの洗濯方法の表示が新しくなります。
　　「衣類などの繊維製品の洗濯表示を、新しいＪＩＳというのが昨年の１０月に出来たので、それにならったものに変更すると。国内外で洗濯表示が統一されるということになります。一般消費者にとっての利便性の向上ということも期待できるのかなというふうに思っております」（消費者庁の会見）
　
　　消費者庁によりますと、現在、国内で販売されている衣服についた洗濯方法の表示は、「自然乾燥」が洗濯習慣である日本独自のもので、１９６８年に日本工業規格・ＪＩＳが定めました。
　
　　今後、国際規格に合わせた表示に一新され、洗濯方法の表示から洗濯機の絵がなくなり「たらい」に統一。乾燥方法は服や手絞りを示す絵ではなくなりますが、日本が提案していた「自然乾燥」の表示も盛り込まれました。
　
　　混乱も予想されるため、１年半以上の周知や準備期間を経て来年１２月から導入されます。（31日22:40）