紛らわしい食品表示、消費者庁が改善呼びかけ

　

　
　　「トクホ」や「栄養機能食品」などと消費者が誤認するような紛らわしい表示をしないよう、消費者庁がインターネットの食品販売業者に改善を呼びかけました。
　　国が認可する「トクホ」や「栄養機能食品」とは別に、安全性や機能性について一定の条件をクリアすれば企業の責任で健康効果が表示ができる、新たな「機能性表示食品制度」が４月１日から始まります。
　
　　新制度の開始を前に消費者庁は３１日、「トクホ」や「栄養機能食品」以外に「機能」や「保健」という紛らわしい言葉を使わないよう、インターネットで食品を販売している会社などに表示の改善を呼びかけました。
　
　　消費者庁が今月２０日から４日間ほどインターネットサイトを調べたところ、２５社３１の国が認可していない商品にこうした言葉が使われていたということです。消費者庁は「表示の改善がされない場合は、景品表示法違反にあたる可能性もある」としています。（31日18:58）