韓国代表ＤＦが“オフサイド” ドイツ空港であわや「逮捕」

　

　　アジアカップ決勝での苦杯に続き、泣きっ面に蜂？　韓国代表ＤＦが、ドイツの空港でとんだピンチに陥った。

　　　韓国代表は先月オーストラリアで開かれていたアジアカップで決勝に進出。５５年ぶりの優勝を狙ったが、決勝で開催国のオーストラリア代表に敗れていた。　

　　激しく落胆した韓国代表の選手たちだったが、すぐに次の戦いが始まる。左サイドバックとして準優勝に貢献した元アルビレックス新潟のＤＦキム・ジンスも、ブンデスリーガでの戦いに戻るべく、所属するホッフェンハイムへと帰っていった。　

　　そんなキム・ジンスに、思いもよらぬ「オフサイド」にかかった。『ビルト』などドイツメディアは、韓国から到着したフランクフルト空港で、キム・ジンスが“逮捕”されたと報じた。

　　　問題となったのは、キム・ジンスが持っていたｉＰａｄや高級ブランド『グッチ』のバッグ。これらは必要だった申告をされておらず、それに伴い税関職員のマンマークでの激しい守備に遭ったという。

　　　結局、説明の末、税金と罰金を払うことで事態は収束。ホッフェンハイムは「違反をしてしまったことに議論の余地はないが、選手本人は（規則を）知らなかっただけだ」と説明しているという。

　　　フランクフルト空港の税関は、かつて日本代表ＭＦ乾貴士も税申告漏れを疑われるなど、「難所」として知られている。(Goal.com)