首都圏スーパー３社を統合＝持ち株会社ＵＳＭＨ発足－イオン

　

　 イオン系の食品スーパー３社の経営統合で発足したユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス（ＵＳＭＨ）の上場セレモニー。中央で上場通知書を持つのが上田真ＵＳＭＨ社長。左隣は岡田元也イオン社長＝２日午前、東京証券取引所

　 　イオン系食品スーパーのマルエツ、カスミ、マックスバリュ関東（東京）の共同持ち株会社として、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス（ＵＳＭＨ）が２日発足し、東証１部に上場した。首都圏を地盤とする３社の経営を統合し、商品開発やコスト削減を共同で推進。店舗運営は引き続き、３社が個別に行う。ＵＳＭＨの売上高はライフコーポレーションを抜き、食品スーパーでは国内最大規模となる。
　　上場初日の終値は１０１５円で、時価総額は１３３６億円となった。
　　発足当初の店舗数は関東の１都６県で計４８１店、２０１５年２月期の売上高は約６４００億円の見込み。２１年２月期には１０００店に店舗網を拡大し、売上高を１兆円に伸ばす計画だ。