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1・17を忘れない!カズ、祈りの2発で魂のダンス魅せた (1/4ページ) - サッカー - SANSPO.COM(サンスポ)
阪神・淡路大震災20年1・17チャリティーマッチ(17日、ノエビアスタジアム神戸、観衆=2万4052)カズ、2ゴール! J1神戸OBや現役選手を主体とした「KOBE DREAMS」の一員として元日本代表FW三浦知良(47)=横浜FC=が後半3分から出場し、2ゴールをマーク。阪神大震災からちょうど20年の節目に、被災地・神戸を励ます最高のプレゼントを贈った。試合は「KOBE-」が3-2で、元日本代表選手らによる「JAPAN STARS」に勝った。
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日本人を勇気づけるのはやっぱりこの男だ。阪神大震災から20年目の1月17日にカズが驚異の2ゴール。復興を誓うみんなが元気をもらった。
「久々の神戸で、お客さんにも喜んでもらえたことがうれしいよね」
後半12分、右クロスをゴール左前から頭で押し込んで1点目。スタンドに向かって、カズダンスだ! 同34分にはゴール正面でパスを受けると、右足で蹴り込む。今度はメーンスタンドに向かってポーズ!
「多分、1試合に2度ダンスしたことないよ。1回目と2回目が違っていたの、分かった? 1回目は最近のダンス。2回目は1990年代にやっていたやつ。誰も気付いていないだろうな。昔のビデオ見てみて」
スーパースターは超ゴキゲンだった。ちなみに、決めポーズの瞬間に座っているのが最近。立ったままが90年代だそう。
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さらに3点目のチャンスもあったがジャストミートせず、「カズダンスを3度も見たくないでしょう」と笑った。
20年前のこの日、カズはイタリアにいた。所属チームはジェノア。
「テレビのニュースで被災地の映像を見て、ショックを受けたのは今も忘れられない」
遠く異国の地で日本を元気づけるためにサッカーを頑張ろうと誓ったという。2011年3月29日の東日本大震災復興チャリティーマッチ(長居)でもゴール。そしてこの日も。貫いてきた思いは健在だ。
大歓声に送られた後半3分の交代出場直後は、ボールをキープする元日本代表監督の岡田武史氏とマッチアップも。スライディングタックルにいくと、笑顔で羽交い締めの仕返しをくらった。
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「来い、来いって、うざいんだよな。でも楽しかった」
1998年フランスW杯直前にメンバーを外されたカズと、外した岡田監督。そんな因縁も、ジョークで“解説”してくれた。その言動に誰もが笑顔になれる。サッカー界のレジェンドに、神戸が、日本が感謝した1日だった。 (上田雅昭)
「JAPAN STARS」の主将を務めた元日本代表MFの中田英寿氏 「こういう舞台では必ず結果を出すカズさんは、相変わらずすごいですね」
「JAPAN STARS」の監督を務め、後半開始から7分だけプレーした岡田武史氏 「大阪出身の私にも衝撃だったあの震災から、はや20年。いろいろな手段で伝えていかなければいけません。その手段の1つとしてサッカーで貢献できたことをうれしく思います」
データBOX
◎…カズがリーグ戦でゴールを決めたのは、2013年11月3日の松本戦(●1-3、ニッパ)が最後。
◎…1試合2得点はシドニーFC時代の05年11月27日のアデレード戦(●2-3、アデレード)以来で3338日ぶり。Jリーグで2得点以上を記録したのはJ1京都時代の00年11月23日のV川崎戦(○3-2、西京極)の3得点以来、5168日ぶり。
カズの東日本大震災チャリティーマッチ・ゴールVTR
2011年3月29日に大阪・長居で行われた東日本大震災復興支援試合に、Jリーグ選抜で出場。日本代表を相手に後半17分から途中出場すると、0-2の後半37分、GKのロングボールをDF闘莉王が落としたところに走り込み、右足でゴールを決めた。「やろうか迷ったけど、みんなに期待されていたから」と“カズダンス”も披露。「年齢のことを言われるが、サッカーをあきらめるつもりはまったくない。みんなも、あきらめないでほしい」と復興へのメッセージを届けた。
阪神大震災
1995年1月17日午前5時46分、兵庫県の淡路島北部を震源とするマグニチュード7・3の地震が発生。神戸市などで観測史上初の震度7を記録した。死者6434人、重傷者約1万人、被害家屋は約64万棟に上った。