[マザーズ市況]マザーズ指数は3日続落、引き続き換金売り圧力強く

　

　*16:39JST マザーズ指数は3日続落、引き続き換金売り圧力強く
　　本日のマザーズ市場は、前日からの流れを受けて、引き続き幅広い銘柄で売り優勢の展開となった。下値では押し目買いの動きも見られるものの、来週にかけて3月IPOラッシュが続くことから換金売り圧力が強まっている。物色は直近IPO銘柄や材料株などの一部銘柄に集中した。なお、マザーズ指数は3日続落、売買代金は概算で978.38億円。騰落数は、値上がり62銘柄、値下がり128銘柄、変わらず11銘柄となった。
　　個別では、モルフォ<3653>、ミクシィ<2121>、モブキャス<3664>、ナノキャリア<4571>、スノーピーク<7816>などが軟調。決算発表を受けてエニグモ<3665>が10％超の下落となったほか、ビーロット<3452>も利益確定売り優勢で下げが目立った。一方、アクロディア<3823>、ＡＣＣＥＳＳ<4813>、ＯＴＳ<4564>、サイバダイン<7779>、ＡＬＢＥＲＴ<3906>などが堅調。ファーマＦ<2929>、ＩＴＢＯＯＫ<3742>、アドベンチャー<6030>がストップ高となったほか、シリコンスタジ<3907>、ＤＭＰ<3652>、アクセルマーク<3624>は10％超の上昇となった。
　　なお、前日マザーズ市場に新規上場したコラボス<3908>は、上場2日目となる本日、公開価格の約2.4倍となる初値を付けた。ただ、初値形成後は利益確定売りに押されストップ安で取引を終えた。
　《HK》