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[注目トピックス 市況・概況]前場に注目すべき3つのポイント~中小型株や低位材料株への物色が継続か
*08:28JST 前場に注目すべき3つのポイント~中小型株や低位材料株への物色が継続か
15日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:低ROE銘柄に思惑的な買いが向かうか
■外資系証券の注文動向:差し引き380万株の買い越し
■前場の注目材料:新興市場を中心とした中小型株や低位材料株への物色が継続か
■低ROE銘柄に思惑的な買いが向かうか
15日の東京市場は引き続き底堅い相場展開になりそうだ。14日の米国市場は、原油高が追い風となったほか、金融大手JPモルガン・チェースの予想上回る決算も材料視されたが、引け後にインテルの決算を控え、半導体関連は冴えない展開に。NYダウは上昇する一方で、ナスダックは下落している。シカゴ日経225先物清算値は大阪比変わらずの19910円だった。円相場は1ドル119円40銭辺りと、前日からやや円高に振れて推移している。
半導体大手の米インテルが取引終了後に発表した1-3月期(第1四半期)決算は3%の増益となった。2015年12月期については、売上高が前年(559億ドル)並みになる見通しとしたが、市場コンセンサスは上回った。この発表を受けて、インテルの株価は時間外で上昇に転じている。JPモルガンやインテル決算の流れを受けて、東京市場はやや買い優勢の展開が意識される。
日経平均は先週末の2万円回復でいったんは利益確定の流れが優勢となっているが、足元での底堅さが目立つなか、押し目買い意欲は根強いだろう。14日の動きをみても、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>といった指数インパクトの大きい銘柄の下落が重石だったが、東証1部の値上がり数は6割を超える状況だった。中小型株の強い値動きも目立っているため、地合いの悪さは感じられていない。
物色の流れとしては日柄調整が意識されるなか、目先は新興市場などを中心とした中小型株や低位材料株での物色が続きそうだ。また、日本生命保険は投資先企業の議決権行使に関する新しい基準をつくったと報じられている。継続的に自己資本利益率(ROE)が5%を下回る場合、課題企業と位置づけて議案を厳しく精査すると伝えており、ROEが5%を下回っている保有企業に対して、思惑的な買いが向かいやすいと考えられる。
■外資系証券の注文動向:差し引き380万株の買い越し
朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1080万株、買い1460万株、差し引き380万株の買い越しとの観測。…