【富山】 大きなサケになってね 富山・いたち川で稚魚放流 [中日新聞]

2015年3月8日

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　サケの稚魚の放流体験が七日、富山市大泉北町のいたち川であった。次々と放たれた稚魚の群れが、早春の川を元気よく泳いでいった。

　子どもたちに環境保全の大切さを感じてもらおうと、双泉公民館（同市大泉中町）が毎年開催。この日は、富山漁業協同組合から譲り受けた体長約五センチの稚魚三千匹を用意した。

　参加した地域の児童や園児ら約八十人は、稚魚が入ったバケツを手に川へ入り、「ズボンがぬれた」「サケが流れていった」などと歓声を上げながら放流を楽しんだ。
毎年参加しているという同市堀川小三年の今村莉々香さん（９つ）は「稚魚がたくさん泳いでいくのが面白かった。立派に育つといいな」と笑顔だった。

　この日流した稚魚は、三～四年後の秋ごろに成魚として川に戻るという。　（杉原雄介）

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引用元：中日新聞(CHUNICHI Web) http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20150308/CK2015030802000028.html