日立、電子マネー用リーダ/ライタ「FeliCa対応マルチリーダ」を発売へ

　

　日立製作所は、電子マネー用リーダ/ライタ機「FeliCa対応マルチリーダ」を今月(10月)12日に発売する。ソニーが開発した非接触ICカード技術「FeliCa」を搭載した複数の電子マネーに対応している。

　電子マネー用リーダ/ライタ機「FeliCa対応マルチリーダ」

　本製品は、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどに設置されているPOSシステムに接続して利用する。 本製品にはOSやアプリケーション用ソフトウェア、Windows搭載のPOSシステムのデバイスインタフェースおよびアプリケーションサービスインタフェース仕様であるOLEPOSに準拠したデバイスドライバなどが含まれる。

　価格は12万750円から。来月より出荷を開始する。

　同社によると、本製品は大手ショッピングセンターチェーンのユニーでの採用が決まっている。ユニーでは、本製品を「QUICPay」「ビザ タッチ(スマートプラス)」「Edy」「iD」といった4種類の電子マネーによる決済に対応させ、11月より順次、各店舗に導入するという。