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<東日本大震災>2年遅れの結婚式 会場に父の遺影

<東日本大震災>2年遅れの結婚式 会場に父の遺影

宮城県石巻市の看護師、伊藤真弓さん(39)が25日、約2年前に結婚した夫隆文さん(37)と結婚式を挙げた。東日本大震災で父親と祖母を亡くし、「お父さんとバージンロードを歩けないなら」と一度は諦めた挙式。東松島市のビジネスホテル「バリュー・ザ・ホテル矢本」などの企画で実現し、家族やスタッフから大きな拍手を受けた。

【二度目のプロポーズ】津波で死んだ妻子胸に

 純白のドレスに白いブーケ。真弓さんは母の細谷富美子さん(67)と並び、10メートルほどのバージンロードをゆっくりと歩いた。隣の披露宴会場のテーブルには、父忠一さん(当時63歳)の遺影。「お父さんも一緒に歩いてくれている」。夫隆文さんに近づきながら、はっきりそう感じた。

 2011年3月11日、勤め先の多賀城市の大学保健室で大地震に遭った。石巻の沿岸部で働く忠一さんには電話が通じ「近くの立体駐車場に逃げてるよ」と聞いて安心した。

 次々に避難してくる人たちの対応に追われ、泥をかき分けて石巻に戻れたのは3日後。だが父だけが見つからず、再会はさらに約1週間後、遺体安置所だった。「うそでしょ、お父さん。寝ているだけだよね」。思わずそんな言葉が出た。祖母も入院中の病院が被災し、亡くなった。

 隆文さんと交際を始めたのは翌年だった。電気工事業を営む隆文さんの父親が、工事で真弓さん宅を訪れたことがあり、忠一さんも信頼していた人だと分かった。「会ったことがある人の家族なら安心してくれるかな」と13年5月に婚姻届を出したが、挙式への思いは胸にしまった。妹の結婚式でほほ笑む忠一さんの写真を見て「お父さんと撮れないなら、式はやらないでいいや」と思った。

 震災から時間がたち、前向きな気持ちも出てきた時、主に復興工事の作業員たちが使うホテルが「震災で挙式を諦めた夫婦と家族に、思い出に残る式をプレゼントしたい」と無料の結婚式を企画していることを知った。「やっぱり父母にドレス姿を見てもらいたい」と応募した。

 この日の結婚式は、企画に賛同した京都のブライダル会社や大阪のヘアメーク専門学校生らも支援。食堂をついたてで区切って式場を作り、白いウレタンのシートを敷いてバージンロードにした。

 「お互いかけがえのない存在になりました。ずっと一緒にいることを誓います」。隆文さんは両家の家族11人の前で宣誓した。式を終えた真弓さんは「こういう機会をいただいて本当にうれしい。父も喜んでいると思います」と語った。【近藤綾加、伊藤直孝】

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