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北野武監督、ジジイ集団に毒舌全開「並ぶと戦没者慰霊会」
映画監督の北野武(68)が14日、都内で、2年半ぶり17作目となる映画「龍三と七人の子分たち」(25日公開)完成披露試写会に登場し、主演の藤竜也(73)ら元ヤクザを演じた平均年齢73歳の“ジジイ集団”に毒ガスを噴射した。
順番を飛ばして勝手に自己紹介を始める者がいるなど、舞台あいさつは大混乱。撮影中から振り回されてきた北野監督は「『とにかく今日まで頑張ってくれ』と言っていた。黙とうで始まるのが怖いから」と、毒舌トークで笑わせた。
68歳の北野監督も“龍三と子分たち”と比べれば最年少。北野監督は「並ぶと戦没者慰霊会のような感じ」と得意の毒舌で笑わせたが、わずか30分間の舞台あいさつは、ジジイたちの“暴走”で破壊力抜群だった。
小野寺昭(71)が「今年72歳で…」と語り始めると、近藤正臣(73)は「若ぶるんじゃないよ!!」と即座に突っ込み。小野寺は「ジジイが集まると人の話を遮って、自分のことばっかり」とあきれた。
最高齢の品川徹(79)は「ジジイ集団なので、いつ誰が倒れるか、監督は心配していたと思う。よくここまで来ました」としみじみ。そうこうしているうちに伊藤幸純(73)が「伊藤です!!」と勝手に順番を間違えてあいさつを始め、司会者から「すいません、順番になったら紹介しますので」と、たしなめられた。
撮影中も変わらぬノリだったという。北野監督は「『よーいスタート!!』って声が聞こえなくて『え?』って聞き返したり、カンペを書いたら読めなくて字を大きくしたり。衣装を着て帰っちゃう人はいるわ、何をとち狂ったか衣装さんを口説いてるジジイもいた」と明かし、会場を爆笑させた。
「ヒットしたら『2』を作ります。『龍三と七人の幽霊たち』!!」と、きっちりオチを付けて締めくくった。