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サッカー通なら“知ってて当然な”用語集
その場のみんなが知っているコトを「何それ?」と言って引かれても、そのジャンルの門外漢にとっては全く困らなかったりするのだが……各マニア業界ではバカにされかねない、最低限の知っておくべき基礎用語を探ってみた
◆サッカー
代表選手の名前は常識中の常識。昨年代表デビューした武藤嘉紀まで押さえていれば、それなりに通ぶれる。しかし、「好きなら所属クラブまで知っているのが当然。知らないと代表しか知らない『代表厨』扱い」(28歳・飲食)だ。
そう、国内外問わずリーグ戦の動向まで追っているのが、サッカー通にとっては当たり前なのだ。
そのため、「海外サッカーでも『バルサだとブスケツが好き』など、スター選手以外の名前が出てきたり、クラブを愛称で呼ぶと『詳しいな』となる」(サッカー情報ウォッチャー・ニート鈴木氏)。
中盤のポジションをピボーテ、レジスタなどと呼ぶのも最近は通っぽいが、「時代や国、フォーメーションで呼び名は変わる」(同)。知ったかぶって使うと知識の薄さを露呈する可能性もあるので要注意。
もちろん、贔屓のクラブができれば、ホームの名物グルメなど新たな「知ってて当然」が出てくるのでマニア道は深いのである。
<知ってて当然指数>
(A)武藤嘉紀
昨年、日本代表にデビューしたFC東京所属の若手プレーヤー。現役の慶応大生ということでも話題に。顔は少し武井壮に似ている。
(B)ブスケツ
スペインリーグ・バルセロナの中盤の底でパスを回すシブい選手。父親も同クラブで活躍したという知識まであるとかなり通に見える。
(C)ピボーテ
スペイン語で中盤でパスを散らす選手に使う。レジスタは司令塔的な守備的MFを指すイタリア語、ボランチはポルトガル語。
(D)セインツ
日本代表・吉田麻也が所属するプレミアリーグ・サウサンプトンのニックネーム。同リーグのアーセナルをガナーズと呼ぶのは有名。
(E)ホームの名物グルメ
J2・ジェフ千葉のホームで売られる喜作のソーセージはタッパー持参で山盛りになるなど現場に行く人のみ知る事実はマニア度高し。
※「知ってて当然指数」は専門家、及びマニアの方々数十人の聞き取り調査により算出……(A)知らないとバカにされるレベル (B)知ってて当然なレベル (C)けっこう通じているレベル (D)業界マニアと言っていいレベル (E)なぜそこまで知っている?
― マニア間では“知ってて当然な”用語の基礎知識【1】 ―